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商品 No. KOZ-2831
画題 雪持ち薄(すすき)
花押
材質 表素銅磨地 高彫金銀象嵌色絵、裏赤銅磨地 金銀素銅平象嵌
時代 江戸時代後期
桐箱
寸法
長さ 9.9 cm
1.4 cm
価格   審査中  
 
説明
表は素銅磨地に雪持ちの薄(すすき)、裏は空から雪が降る描写であろうか。彫られた句は、「木曽殿と背中(うしろ)合わせの寒さかな」。芭蕉が元禄四年(1641)義仲寺に滞在していたとき寺にある無名庵(むみょうあん)を訪れた芭蕉の弟子又玄が詠んだものといわれる。無名庵は義仲公御墓の真後ろにあたり、「背中(うしろ)合わせ」と表現したのであろう。本作は表素銅磨地に高彫象嵌色絵、裏は赤銅磨地に金銀素銅平象嵌と崩し文字の句を彫り込む。表裏昼夜の意匠。際端銘の花押作者に思いが巡る作。
KOZ-2831
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