商品 No. WA-0722 | |
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銘 |
表: 仙台住藤原国包(十三代) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、猪首風中切先 重ね厚く 反りを抑えた姿 |
国 | 陸奥国仙台 |
時代 | 幕末期(元治頃) |
刃長 |
1尺 4寸 8分 8厘 45.1 cm |
反り |
2分 6厘 0.8 cm |
元幅 |
9分 0厘 2.7 cm |
先幅 |
6分 2厘 1.9 cm |
棟重 |
2分 2厘 0.7 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 平成07年03月30日 |
都道府県 | 北海道 |
交付日 | 昭和35年08月28日 |
鍛 | 柾目肌詰んで地沸付く |
刃文 | 小沸出来の直刃に小足・葉入り、ほつれ・喰い違いをみる |
帽子 | 直ぐに掃き掛けて浅く返る |
茎 | 生ぶ、化粧付筋違鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅鎺 |
価格 | 350,000円 購入 |
伊達六十二万石の仙台藩では多くの刀工達が鎚を振るい軍備の需に応じた。その仙台で藩工として代表するのが本郷国包の系統。名工の誉れ高い初代国包以降、幕末期に活躍した十三代まで家伝の作風を伝えた名門。本作は、銘の特徴より十三代国包。十三代国包は、文政三年(1820)生。十二代の嫡男。本郷栄助と称し、嘉永三年(1848)家督を相続。刀剣需要が増した幕末に活躍し、以降明治二年(1869)に藩工らが解職されるまでの20年間を勤めあげて名門の掉尾を飾った。明治十三年(1880)60歳没。本作は長らく柄に納められたことから目釘孔位置の茎棟と刃棟部に朽ち込みあるが他は健全。 |