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新着情報 刀剣

Jul 22, 2024
商品 No. KA-0582
: 信友
刃長
: 2尺 1寸 9分 5厘 / 66.50 cm
外装
: 拵付
: 加賀国
時代
: 江戸時代前期
説明
: 本作は、茶研出鮫皮巻鞘(ちゃとぎだしさめがわまきさや) 九八式(昭和13年制定)陸軍制式軍刀。「九八式軍刀」とは、昭和13年に制定された陸軍制式軍刀。昭和9年制定の九四式軍刀ののちに導入された軍刀で、腰から吊り下げるための環が、九四式軍刀の2つ環から、九八式軍刀では1つ環になった。鞘は、鉄やアルミ、革・鮫皮などを巻いた木鞘等があるが、発注者の資力次第と言われている。本作は高額で極上といわれる研出鮫皮巻鞘。また陸軍軍刀の場合は階級により刀緒(とうちょ)の色が変わる。本作は、絹糸平織状の茶色基調に裏地が緋色であることから佐官(少佐・中佐・大佐)の佩刀。刀身は、江戸前期の加賀国信友。友信の遠祖は京信国で、初代信国は天正三年(1575)に越前から加賀に来住といわれる。信友の名跡は明治期まで十代におよぶ。本作は作柄や銘振りから江戸前期の信友五代と思われる。本作は資力ある佐官が佩刀した貴重な品。
価格
予約済
 
KA-0582
KA-0582
短刀
Jul 18, 2024
商品 No. TAN-0298
: 水府住市毛徳鄰
裏銘
: 文政四年二月日
刃長
: 6寸 9分 3厘 / 21.00 cm
外装
: 白鞘
: 常陸国水戸
時代
: 江戸時代後期(1821年)
説明
: 市毛源左衛門徳鄰(のりちか・とくりん)は安永六年(1777)茨城郡開江村生まれ。寛政六年(1794)水戸藩士久米長徳に入門。寛政末年から文化頃の間に尾崎助隆に入門。文化六年(1809)助隆同門の直江助共と同時に水戸藩工を命ぜられる。天保元年(1830)上京して伊賀守金道の斡旋で近江介を受領。天保六年(1835)59歳没。作風は小板目良く詰んだ地沸の付いた地鉄に、師助隆同様の助廣風濤瀾刃、直刃、互の目の刃を焼き、沸、匂いが深く華やか。水戸の新々刀鍛冶随一の刀工で作品希少。本作は鎬地を削いで棟を僅かに残す両刃短刀風の造込み。特別な注文を受けた作であろう、めずらしい。精良な地鉄に明るく冴えた深い匂口の互の目乱れ刃文は徳鄰らしさが存分にあらわれた出色の出来栄え。徳鄰44歳、円熟期の傑作。「銕の意匠ー水戸刀と刀装具の名品ー」所載。
価格
: 2,000,000円
 
TAN-0298
TAN-0298
短刀
Jul 16, 2024
商品 No. TAN-0299
: 一直作
裏銘
: 天保七年八月日
刃長
: 8寸 7分 1厘 / 26.40 cm
外装
: 白鞘
: 出羽国
時代
: 江戸時代後期(1836年)
説明
: 一直(かずなお)は佐藤平四郎。出羽国庄内大泉住。庄内藩主酒井家の抱鍛冶で水心子正秀門の池田一秀初代門人。天保二年から慶応元年(1831-1865)の作刀がある。本作は平造り庵棟、身幅重ね尋常な姿。精美に詰んで刃寄り流れごころがある小板目鍛えに低く焼いた直刃が冴え、ほつれ喰い違いをみる。帽子は直ぐで丸く控え目に返る。2023年特別保存刀剣。
価格
: 350,000円
 
TAN-0299
TAN-0299
音声ガイダンス
Jul 23, 2024
商品 No. KA-0638
: 羽州住宗慶
刃長
: 2尺 3寸 7分 6厘 / 72.00 cm
外装
: 拵付
: 出羽国米沢
時代
: 江戸時代後期(弘化頃)
説明
: 宗慶(むねよし)は江戸時代後期弘化頃(1845-1848)の出羽国米沢刀工。師伝不明ながら、本作反り深く姿伸びやかで美しい。地鉄は精美な小板目に地沸付き、刃文は片落ち風角張る刃の逆掛かる互の目丁子乱れ。帽子は湾れて小丸僅かに返る。指裏側鎺上の刃先に僅かな欠損あるが総体的優れた出来と生ぶの半太刀時代拵で十分所蔵に見合う作。
価格
: 500,000円
 
KA-0638
 
脇指
Jul 23, 2024
商品 No. WA-0699
: 川部儀八郎藤原正日出造之
裏銘
: [文]化[ ]年三月廿一日 以[ ]至水淬刃
刃長
: 1尺 0寸 6分 6厘 / 32.30 cm
外装
: 白鞘
: 出羽・武蔵国
時代
: 江戸時代後期
説明
: 水心子正秀は、寛政三年(1750)出羽国山形近くの赤湯生まれ。初め仙台の四代国包に学んだといわれ、22歳で刀鍛冶として独立。安政三年(1774)藩主秋元家に抱えられて、川部儀八郎正秀と改名し、水心子と号す。のち江戸に出て相州伝、備前伝を深く研究して名を挙げる。復古鍛錬法を提唱して鍛刀技術の革新に尽力した新々刀の生みの親ともいわれる名匠。大慶直胤、細川正義、角元興などを始め、百余名にもおよぶ門人を養成した。「刀剣武用論」「剣工秘伝志」「刀剣弁疑」を著すなど学識にも秀でた。文政八年(1825)76歳没。本作は、茎の部分的朽込みにより銘が一部読めぬが、「川部儀八郎藤原正日出造」の銘より文化年間の四年(1804~1807)迄の水心子正秀54~57歳頃の作と鑑せられる。淬刃(さいじん・刀に焼を入れる事)の銘文は特別な水を用いて焼入をした意味であろう。重ね鎧通しのごとく厚く特別な造込みで、詰んだ地鉄に帯状を呈した直刃。重厚で品格がある。2023年特別保存刀剣合格。
価格
予約済
 
WA-0699
WA-0699
脇指
Jul 9, 2024
商品 No. WA-0693
: 水府住勝村徳勝作之
裏銘
: 元治二年二月日
刃長
: 1尺 8寸 1分 0厘 / 54.85 cm
外装
: 拵付
: 常陸国水戸
時代
: 幕末期(1865年)
説明
: 本作刀工勝村徳勝は水戸藩士、文化六年(1809)水戸生まれ。初代徳鄰門で多くの門弟を養成した関内徳宗に学ぶ。後江戸に出て細川正義・固山宗次・運寿是一から鍛刀の秘伝を伝授されたという。初銘を楷書に、安政頃より草書に、また晩年の慶応より明治初年までは楷書にて二代徳勝が代銘す。明治五年(1872)64歳歿。武士道に明け暮れた水戸武士にはことのほか珍重された。本作は元治二年(1865)徳勝56歳、特徴である精美な柾目肌の優品。幕末に誂えられたと思われる突兵拵が付されている。2024年特別保存刀剣合格。
価格
: 1,200,000円
 
WA-0693
WA-0693
脇指
Jul 9, 2024
商品 No. WA-0694
: 備前介宗次
裏銘
: 慶應三年八月日
刃長
: 9寸 9分 7厘 / 30.20 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥・武蔵国
時代
: 江戸時代末期(1863年)
説明
: 固山宗次は享和三年(1803)陸奥国白河生まれ。師匠は米沢の刀工加藤綱英といわれるが実際には丁子刃を多く焼いた綱英弟の長運斎綱俊に多大な影響を受けたと思われる。初め白河藩松平家に抱えられ、文政六年(1823)松平家の伊勢転封にしたがい、時を置いて文政十二年(1829)頃桑名に移住。天保二年(1831)頃江戸に出て鍛刀。弘化二年(1845)42歳時に備前介を受領する。新々刀期の上々作刀工で備前伝の第一人者と評される。本作は匂口締まる刃長9寸9分、連れた丁子に互の目が交じる華やかな刃文。宗次64歳円熟期の名品典型作。寒山先生鞘書「備前介宗次 慶応三年八月日 出来優秀也 長九寸九分余有之 昭和甲寅年晩年 寒山誌 花押」あり。2020年特別保存刀剣合格。
価格
予約済
 
WA-0694
WA-0694
Jul 9, 2024
商品 No. KA-0635
: 大和守吉道
刃長
: 2尺 3寸 3分 6厘 / 70.80 cm
外装
: 白鞘
: 摂津国
時代
: 江戸時代中期(延宝頃)
説明
: 大和守吉道は、初二代あり、二代は初代より銘大きく太鏨に切る。本作は銘振りより寛文頃の初代銘と思われる。系譜は、「京丹波守吉道初代(元和)-大阪丹波初代(京初代二男・承応)-大和守初代(大阪丹波守初代二男、大阪丹波守二代弟・寛文)-大和守二代(大和守初代長男・延宝)」となる。本作は、1寸強区送りをしてなお2尺3寸3分半の優美な姿。大和守吉道は初二代共に華やかな丁子刃(拳丁子)を得意として丹波と異なるが、本作は丹波守吉道京初代が始めた簾刃でとてもめずらしい。
価格
: 500,000円
 
KA-0635
KA-0635
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