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新着情報 刀剣

脇指
Mar 22, 2025
商品 No. WA-0765
: 會津臣元興
裏銘
: 嘉永二己酉二月日
刃長
: 1尺 8寸 3分 2厘 / 55.50 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国会津
時代
: 江戸時代後期(1848年)
説明
: 本作「会津臣元興」は元興二代の角大助松軒元興。松軒元興は、文化十四年(1817)生まれ。水心子正秀門人で後藩命により薩摩に行き元平門人になり元興と改めた元興初代(角大八)の孫。父早世(初代が亡くなる5年前の文政二年1819)の為初代孫の大助が元興を襲名して角家を相続し、鍛刀の技は四代中条道辰に師事した。のち安政六年(1859)江戸において石堂運寿是一に就いて学ぶ。同年八月入道して「松軒」と号し、慶応二年(1866)大和守を受領、「秀国」に改銘した。幕末会津名工のひとり。明治二十四年(1891)80歳没。本作は松軒元興31歳盛年期の端正な脇指。2024年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 650,000円
 
WA-0765
WA-0765
Mar 24, 2025
商品 No. KA-0700
: 豫州北条住博正作
裏銘
: 昭和十九年二月日
刃長
: 2尺 0寸 3分 6厘 / 61.70 cm
外装
: 白鞘
: 愛媛県
時代
: 昭和(1944年)
説明
: 豫洲北条住博正刀匠は、本名鳥生熊太郎宗広。愛媛県北条市出身。高橋義宗(人間国宝高橋貞次兄で著名な刀工であったが夭折)門。陸軍受命刀工で鳥生軍刀鍛錬場で鍛刀。昭和28年(1953)没。本作は終戦1年半前の昭和19年2月、謹直な茎仕立てと破綻のない逆掛かった丁子乱れから高い技量がわかる博正刀匠渾身の作。
価格
: 350,000円
 
KA-0700
 
脇指
Mar 24, 2025
商品 No. WA-0767
: (葵紋)康継於越前作之(越前三代)
刃長
: 1尺 6寸 1分 7厘 / 49.00 cm
外装
: 白鞘
: 越前国
時代
: 江戸時代前期(寛文頃)
説明
: 本作は銘字「継」の特徴から康継越前三代。越前三代は初代康継の三男で二代の弟。二代没後家督問題が起こり、二代嫡子右馬助が将軍家御用を勤めて江戸三代になり(以降十二代続く)、またこの二代弟四朗右衛門を越前三代康継と定めて(以降九代続く)分かれた。本作は鎬造りの洗練された姿。鍛えは詰んだ板目流れ。刃文は小沸付いて砂流し掛かる匂口の深い湾れ。帽子は品の良い直ぐ小丸返り。茎は生ぶ。経年による部分的な朽ち込み窺えるが他の葵紋や銘、鑢目は鮮明。
価格
: 300,000円
 
WA-0767
WA-0767
脇指
Mar 12, 2025
商品 No. WA-0764
: 無銘(大和志津)
刃長
: 1尺 7寸 0分 6厘 / 51.70 cm
外装
: 白鞘
: 大和国
時代
: 南北朝時代(延文頃)
説明
: 大和志津というのは、正宗十哲のひとりである美濃の志津三郎兼氏およびその一派が、鎌倉末期から南北朝期にかけて活躍した美濃への移住前、大和の動(ゆるぎ・奈良市油留木町)に居住していた頃の作を総称する。後に美濃国直江に移住した作「直江志津」と区別される。作風は、身幅広く切先延び、鎬地は必ず柾目。板目に柾交じりの地鉄に、尖り刃のある大乱れを沸で焼く。直江志津より地沸が付き刃文に働きがみられる。本作は同派の作風を示す佳作。1990年特別保存審査合格。
価格
売却済
 
WA-0764
WA-0764
Mar 11, 2025
商品 No. KA-0695
: 藤原挙直應需宗明作之(久保田宗明)
裏銘
: 文久二年八月日
刃長
: 2尺 3寸 7分 9厘 / 72.10 cm
外装
: 拵付
: 陸奥国(一関)
時代
: 幕末期(1862年)
説明
: 宗明は「一関士源宗明」「陸中一関住久保田宗明作」等銘を刻す幕末から明治初期の陸奥国(陸中国)刀工。天保二年(1831)一関藩工久保田良蔵長男として生まれ、出府して固山宗次門人となり、安政四年(1857)帰国して家業の鉄砲や作刀に従事し、一関藩主田村家の御用鍛冶を務める。明治二十八年(1895)58歳没。本作は宗明31歳、師固山宗次に似た精美な小板目地鉄に匂本位の丁子乱れ刃文の美麗な姿の打刀。注文主の藤原擧直は藤原氏系譜の土浦藩十一代藩主の土屋擧直(つちやしげなお)か。生茎を維持して誂えられた佐官刀緒の旧陸軍九八式軍刀拵に納められ、外装と共に状態は頗る健全。2024年9月刀剣審査で特別保存合格。
価格
売却済
 
KA-0695
KA-0695
Mar 11, 2025
商品 No. KA-0696
: 豊後住藤原統景
刃長
: 2尺 2寸 4分 4厘 / 68.00 cm
外装
: 拵付
: 豊後国
時代
: 江戸時代前期(正保頃)
説明
: 豊後国は、平安末期に定秀、鎌倉初期に行平、南北朝期に友行が出現し、この一派が続いて室町末期には「平高田」と称される鍛冶集団が大いに栄え、江戸期に至っても藤原を冠して銘を切るところから「藤原高田」と称され、寛文延宝頃には肥前刀を凌ぐ程盛んになり幕末まで続いた。統景(むねかげ)は初代が慶長頃。初代統景は豊後国太守大友義統(よしむね)の抱工で義統より「統」の一字を賜り統景に改めたという平高田最後の名工。以降、正保(1644-1648)頃の二代、以降代が続く。本作は、作柄より二代源右衛門宗景と思われる。焼高く起伏に富んだ丁子乱れ刃文が魅力。黒蠟塗鞘打刀拵が付されている。2024年刀剣審査合格。
価格
売却済
 
KA-0696
KA-0696
脇指
Mar 9, 2025
商品 No. WA-0762
: 近江守高木住助直
裏銘
: 延宝八年二月日
刃長
: 1尺 5寸 0分 8厘 / 45.70 cm
外装
: 白鞘
: 摂津国
時代
: 江戸時代前期(1680)
説明
: 近江守助直は、寛永十六年(1639)近江国高木の生まれ。のち大坂に出て初めそぼろ助廣(初代)に師事し、さらに越前守助廣(二代)の指導を受ける。寛文九年(1669)近江守を受領、延宝三年(1675)越前守助廣の嫁婿となり津田の姓を名乗り故郷の高木で鍛刀する。天和二年(1682)助廣が死去すると後継者として高木と大坂を行き来して一門を統括した。本作は、延宝八年(1680)の年紀ある助直41歳の壮年期作。刃区深く香包鑢の茎は銘字共に頗る健全。小杢目詰まる地鉄に沸が厚い小振りの濤瀾乱刃文の優作。2023年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 1,200,000円
 
WA-0762
WA-0762
脇指
Mar 9, 2025
商品 No. WA-0763
: 奥州住綱房
刃長
: 1尺 4寸 9分 5厘 / 45.30 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国会津
時代
: 江戸時代初期(慶長頃)
説明
: 綱房は会津古川家の兼定系二代。初め兼定と銘を切っていたが、蒲生秀行が関が原合戦の戦功によって陸奥国会津藩主として慶長六年(1601)再び入封になると兼定は俸禄を賜り、併せて秀行の命により「綱房」と改銘した。寛永十四年(1637)没。本作は力強い慶長新刀姿の平造り脇指。1998年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 700,000円
 
WA-0763
WA-0763
Mar 9, 2025
商品 No. KA-0697
: 越前守源朝臣直正作
裏銘
: 元治二丑年二月吉日
刃長
: 2尺 3寸 3分 3厘 / 70.70 cm
外装
: 白鞘
: 陸奥国相馬
時代
: 幕末期(1865)
説明
: 慶心斎直正は大慶直胤の門人で陸奥国相馬の中村藩工。「宮崎越前守直正作之」「宮崎慶心斎直正」「中村臣慶心斎直正作之」と銘する。嘉永七年から明治六年(1853-1873)の年紀作を遺す。明治十二年(1879)没。本作は師直胤の柾肌を窺わせる慶心斎直正会心の保昌写し。2015年特別保存審査合格。
価格
売却済
 
KA-0697
KA-0697
太刀
Mar 6, 2025
商品 No. KA-0689
: 慶心齋直正
刃長
: 2尺 3寸 4分 6厘 / 71.10 cm
外装
: 拵付
: 陸奥国相馬
時代
: 幕末期
説明
: 慶心斎直正は直胤の門人で相馬の中村藩工。「宮崎越前守直正作之」「宮崎慶心斎直正」「中村臣慶心斎直正作之」等の銘を刻し、嘉永から明治の年紀作を遺す。明治十二年(1879)没。本作は二尺三寸四分の腰反り美しく伸びやかな姿、地鉄は小板目に地沸付き精美。刃文は起伏を抑えた丁子刃に角張る刃・尖り刃・飛焼きを交えて変化に富んで出来が良い。慶心斎直正の幕末太刀銘の一振。2023年特別保存合格。
価格
: 800,000円
 
KA-0689
KA-0689
短刀
Mar 6, 2025
商品 No. TAN-0332
: 寿 ▢▢▢ 松井貞英
裏銘
: 弘化三年八月吉日 應須藤義親需造之
刃長
: 6寸 5分 0厘 / 19.70 cm
外装
: 拵付
: 越後国高田
時代
: 江戸時代後期(1846)
説明
: 松井貞秀は水心子正秀門人。生国秋田で文政年間(1818-1830)江戸に出て正秀門となり鉄心斎と号した。天保九年(1838)に越後高田に赴き、榊原式部大輔のお抱え高田藩工となる。本作は高田藩の高禄武士であろう須藤義親なる人物から長寿祝いの求めに応じて造られた特注品。藍鮫皮包鞘白鮫出し目貫柄の上品な合口短刀拵が付されている。2024年9月審査で保存刀剣合格。
価格
売却済
 
TAN-0332
 
太刀
Mar 5, 2025
商品 No. KA-0692
: 備州長船康光
刃長
: 2尺 4寸 5分 9厘 / 74.50 cm
外装
: 白鞘
: 備前国
時代
: 室町時代前期(永享頃)
説明
: 本作は平成八年(1996)第42回指定 重要刀剣。以下図譜説明『康光は、盛光と並ぶ応永備前の双璧で、以後代々同銘が継承されている。銘鑑には右衛門尉を名乗る作者を初代応永頃とし、以降室町後期まで同銘五代の存続を数えているが、厳密な代別については尚今後に検討の余地を残している。この太刀は、姿は長寸で元先に幅差が付き、先反りが見られ、刃文は腰の開いた互の目を主調とするなど、室町前期の長船物の特色をよくあらわしている。常に見る初代康光に比して刃文に丁子が目立たず角張る小互の目を交えて総体に小模様の刃取りとなっており、また銘字の書風から二代康光と鑑せられるものである。練れた鍛えがよく、刃文も匂口が明るく冴えてよく働き、優れた出来映えをみせている。
価格
: 6,500,000円
 
KA-0692
KA-0692
脇指
Mar 5, 2025
商品 No. WA-0755
: 羽州山形住秀直
裏銘
: 天保九年二月日
刃長
: 1尺 5寸 4分 1厘 / 46.70 cm
外装
: 白鞘
: 出羽国山形
時代
: 江戸時代後期(1838年)
説明
: 秀直は山形住人で大慶直胤門。水心子正秀晩年の門人でもある。山本嘉伝次。師の直胤同様に筑前大掾を、後に美濃介を受領した。本作は端正な姿の脇指。小板目詰む精美な地鉄に、起伏を抑え変化に富んだ小互の目乱れ刃文。師伝をあらわし出来が良い。2024年9月審査で特別保存合格。
価格
: 350,000円
 
WA-0755
WA-0755
Feb 25, 2025
商品 No. KA-0694
: 赤間綱信
裏銘
: 嫡子直信
刃長
: 2尺 2寸 8分 7厘 / 69.30 cm
外装
: 白鞘
: 出羽国米沢
時代
: 江戸時代後期(弘化四年1847頃)
説明
: 本作は赤間綱信と嫡子赤間直信の親子合作刀。赤間綱信は米沢藩工加藤綱英門人。のち江戸にて鍛刀。文政九年より嘉永元年(1826-1848)の作刀を遺す。作域広く、師に似て沸匂が深い優れた技量の刀工。安政三年(1856)63歳没。嫡子の直信は米沢住。父について修業したのち出羽月山の流れを汲む月山貞吉、貞一に大阪で学ぶ。安政年間から明治初期の年紀作を遺す。信綱と直信の親子合作刀は弘化四年(1847)があり、本作も同時期作と思われる。2002年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 600,000円
 
KA-0694
KA-0694
脇指
Feb 25, 2025
商品 No. WA-0761
: 豊後守源正全
刃長
: 1尺 6寸 9分 0厘 / 51.20 cm
外装
: 白鞘
: 尾張国
時代
: 江戸時代前期(延宝頃)
説明
: 尾張国は美濃国と接して交流があり、室町末期に飛騨守氏房、相模守正常、伯耆守信高ら多くの美濃の優工が尾張に移住した。豊後守正全(まさやす)もそのひとり。本国美濃関で名古屋城下に住み、寛文四年(1664)豊後大掾をのち豊後守を受領した。本作は、鎬造り中切先、身幅広く重ね厚く反り頃合いの造込み。地刃共に健全な状態で出来が良い。2024年特別保存刀剣審査合格。
価格
: 380,000円
 
WA-0761
WA-0761
短刀
Feb 25, 2025
商品 No. TAN-0335
: 無銘(川井久幸)
刃長
: 9寸 7分 0厘 / 29.40 cm
外装
: 白鞘
: 武蔵国江戸
時代
: 江戸時代後期
説明
: 川井久幸に極められた平造り短刀。川井久幸は旗本川井家に生まれ小石川に住む。剣術、槍術に長け、鍛刀は初め一貫斎義弘、のち細川正義門人の清水久義に学んだ正義門。「幕府士、幕府臣」を表記する銘が多く槍作りの名手でもある。明治元年(1868)83歳没。本作は、重ね厚く身幅尋常伸びやかな姿の平造り短刀。小板目流れの鍛えに濤乱風の大互の目乱れ刃文。作柄と特徴的な茎の仕立てが似ていることから川井久幸の極めになったのであろう。生ぶ無銘で出来が良い。
価格
売却済
 
TAN-0335
TAN-0335
株式会社 美術刀剣松本
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東京西葛西店
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