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新着情報 刀装具

Sep 30, 2024
商品 No. TSU-2881
画題
: 草摺曳図

: 兼重

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 縦: 7.3cm 横: 7.1cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 草摺引(くさずりびき)は曽我五郎(そがごろう)が父の敵である工藤祐経(くどうすけつね)を狙う兄曽我十郎(そがじゅうろう)に加勢しようと駆け込もうとするが、朝比奈三郎(あさひなさぶろう)が忠告して行かせまいと鎧 (よろい) の草摺を引き合って力比べをした場面。草摺は甲冑の胴から吊り下げられ腰から太ももまでの下半身を防御し保護する部分。ふたりの力自慢の引き合いで草摺がちぎれたという話。本作は、力こもる曽我五郎と朝比奈三郎の草摺引場面。裏面は碁が静寂をあらわし対照的。作者の兼重は銘振りより江戸中期、安芸国広島住の法安氏であろう。はじめ久七のちに六右衛門。元禄七年(1694)家督相続し八石二人扶持を支給される。家系は六右衛門-兼重-兼豊-兼政-兼道と続いた。2024年5月刀装具審査で特保合格。
価格
: 150,000円
TSU-2881
TSU-2881
TSU-2881
Sep 30, 2024
商品 No. TSU-2882
画題
: 四方円透図

: 無銘(明珍)

時代
: 江戸時代前期

寸法
: 縦: 6.9cm 横: 6.5cm 切羽台厚さ: 0.3cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 本作は耳に鉄骨があらわれ中低の造込みであることから尾張系統と思料するが、2024年5月刀装具審査で明珍と極められた。明珍家は古くは鎌倉時代までさかのぼり、甲冑・具足の製作から後代は鐔、鉄製置物、各種鉄工品の製作を全国に分布しておこない幕末まで繁栄する。本作両櫃孔には金の責金が施され伝来を思わしめる作。
価格
: 65,000円
TSU-2882
TSU-2882
TSU-2882
Sep 30, 2024
商品 No. TSU-2883
画題
: 霞図

: 直忠

時代
: 幕末期から明治初期

寸法
: 縦: 7.7cm 横: 7.4cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 直忠は刀工。直勝の門人で、秀之介という。幕末に流行した信家写しや金工式の鐔がある。本作は鉄槌目地を腐らかし、微細な阿弥陀鑢を施した撫木瓜形打返耳の鐔。信家風。棚引く霞は姿を違えて上方と下方に金布目象嵌で広がる空をあらわす。2024年5月刀装具審査で保存合格。
価格
: 80,000円
TSU-2883
TSU-2883
TSU-2883
小柄
Sep 30, 2024
商品 No. KOZ-2886
画題
: 竜虎図

: 古川常珍(花押)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 9.7cm 幅: 1.4cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 龍虎は共に強大な力をもつ実力伯仲の英雄や豪傑を例える表現で古来より数多く描かれてきた意匠。作者の古川常珍(つねよし・じょうちん)は天明、寛政頃の江戸金工で古川元珍の子。父元珍が町彫祖のひとり横谷宗珉に学んでいることからその流れを受け片切彫が得意。本作は小柄三面に片切彫が施される入念作。裏板には時雨鑢と謹直な銘。保存刀装具。
価格
予約済
KOZ-2886
KOZ-2886
KOZ-2886
小柄
Sep 30, 2024
商品 No. KOZ-2887
画題
: 竹図

: 萬古清風 翠柳軒友長鐫之

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 9.8cm 幅: 1.5cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 本作は片切彫の竹図小柄。竹はまっすぐ伸びることや節があることから、信念を曲げない高潔の士の象徴とされる。作者友長は伝系不詳ながら作柄的に水戸金工か。裏側には作者銘「翠柳軒友長鐫之」と共に「萬古清風」を刻す。「萬古清風」は中国唐代漢詩の一節。いつまでも尽きることのない清らかな風の意。竹と相まって強い気概があらわれている。2024年5月審査で保存合格。
価格
: 65,000円
KOZ-2887
KOZ-2887
KOZ-2887
Sep 27, 2024
商品 No. TSU-2878
画題
: 松尽小透図

: 無銘(甲冑師)

時代
: 江戸時代前期

寸法
: 縦: 9.1cm 横: 9.0cm 切羽台厚さ: 0.3cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 折松葉、松かさ(松ぼっくり)、松皮肌の松意匠を象嵌、高彫平象嵌、小透の技法で配した松尽くし図甲冑師鐔。ねっとりとした鉄槌目地に土手耳をめぐらす。土手耳際には金布目象嵌の痕跡があり創意工夫が窺い知れる。
価格
: 80,000円
TSU-2878
TSU-2878
TSU-2878
小柄
Sep 25, 2024
商品 No. KOZ-2875
画題
: 梅樹図

: 水月斎(金象嵌・花押)

時代
: 幕末期から明治初期

寸法
: 長さ: 9.6cm 幅: 1.4cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 一琴が得意とした甲鋤彫で梅樹をあらわした草書銘「水月斎(金印花押)」小柄。表は四分一地に甲鋤彫象嵌色絵、裏板は素銅地に猫掻鑢。技法から幕末から明治初期頃の作と思われ、水月斎を号とする越後国新発田藩抱工の寿景または子の景政か。2024年5月審査で保存合格。
価格
: 80,000円
KOZ-2875
KOZ-2875
KOZ-2875
Sep 25, 2024
商品 No. TSU-2877
画題
: 三国志図

: 秀氏(大森別人)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 7.1cm 横: 6.4cm 切羽台厚さ: 0.4cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 思慮深く繊細な趣で机に向かう人物は諸葛孔明。天才軍師として軍略をめぐらし劉備玄徳に仕えた。本作は四分一磨地に片切毛彫と象嵌技法で諸葛孔明をあらわす。大森秀氏別人と鑑定書に付記された銘の秀氏は不詳であるが技量が認められる鐔。2024年5月審査で保存合格。
価格
: 70,000円
TSU-2877
TSU-2877
TSU-2877
小柄
Sep 23, 2024
商品 No. KOZ-2873
画題
: 秋草二疋狼図

: 阿部武彦(花押)

時代
: 幕末期

寸法
: 長さ: 9.5cm 幅: 1.4cm
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 秋草二疋狼図小柄。狼の画題は餓えた孤狼が三日月夜の荒涼たる原野に佇む「月下餓狼図」を思い浮かべるが、本作は向かい合う対照的な二疋狼に平穏な雰囲気を醸す秋草を添える。狼は警戒心が強く、尻尾を後ろ脚の間に入れて警戒心をあらわすというが、本作は肋骨が浮かび牙を持つ狼だが獰猛さは感じられない。意味のある構図であろう。阿部武彦は江戸後期の江戸金工。2024年5月審査で特別保存合格。
価格
予約済
KOZ-2873
KOZ-2873
KOZ-2873
二所・三所
Sep 22, 2024
商品 No. FM-0027
画題
: 放駒図

: 菊岡光政(花押)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 長さ: 9.5cm 幅: 1.4cm
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 菊岡光政は宝暦九年(1759年)神田生まれ、文政七年(1824)66歳没。柳川三代直光の門人。実兄の菊岡光行が共に柳川直光に学んで柳川派から出て菊岡派を創始。光政は実兄の菊岡初代光行と共に菊岡一門を隆盛させた。菊岡派は、赤銅魚子地に高彫象嵌色絵で情緒があって堅苦しくない花鳥風物画の作が特徴。本作は菊岡光政の放駒図三所物(目貫・小柄・笄)。赤銅地に金銀平象嵌の巧みな技法で奔放に疾駆する馬を描いている。
価格
: 400,000円
FM-0027
FM-0027
FM-0027
Sep 15, 2024
商品 No. TSU-2870
画題
: 節分図

: 無銘(東龍斎派)

時代
: 江戸時代後期

寸法
: 縦: 8.6cm 横: 8.2cm 切羽台厚さ: 0.3cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 東龍斎派と極められた節分図鐔。季節の分かれ目、特に春の節分には、邪気が家に入りやすいと考えられ、1年間の平穏と無事を祈り、節分には柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)が魔除けとして玄関などに飾られた。鰯の頭は臭いがきつく、柊の葉っぱには尖った棘があり、魔である鬼は柊と鰯で家の中に入ってこられないとされた。東龍斎派は河野春明/春明法眼の門から出た名工田中清寿が築き寿良をはじめ多くの子弟を養成した。精緻な彫り、奇抜な意匠、洒脱な作風の一派。本作は鉄阿弥陀文地を竪丸形にして打返し、鬼の面に柊と鰯を象嵌色絵で据える。独特な意匠性ある東龍斎派の鐔。
価格
: 110,000円
TSU-2870
TSU-2870
TSU-2870
縁頭
Sep 13, 2024
商品 No. FU-2801
画題
: 狗児図

: 無銘(京金工)

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 頭: 3.36cm 縁: 3.75cm 腰: 1.39 cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 江戸時代、犬公方(いぬくぼう)と呼ばれた五代将軍徳川綱吉(1680年 - 1709年)の治世下では、江戸城で座敷犬、抱き犬として犬が大切にされた。本作は、愛らしい金の仔犬を据紋した仔犬図縁頭。金据紋の足が赤銅魚子地の裏側に貫通して留めがわかる希少品。赤銅地に魚子が微細に打たれ金紋の仔犬は動きがあり上手。2024年5月刀装具審査で京金工に極められて特別保存合格。
価格
: 150,000円
FU-2801
FU-2801
FU-2801
Sep 13, 2024
商品 No. TSU-2765
画題
: 束ね熨斗図

: 武州住 正光

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 縦: 7.4cm 横: 7.2cm 切羽台厚さ: 0.6cm 
鑑定書
: 保存刀装具

説明
: 作者の武州住正光は江戸中期の武州伊藤派。伊藤様式の手法で鐔を造る。束ね熨斗(たばねのし)は慶事における進物や贈答品に添える飾り紙を束ねたもの。本作は、束ね熨斗を肉彫地透で竪丸形の地に落し込み金色絵で美観を高める。拵に映える鐔。2024年5月刀装具審査で保存合格。
価格
: 70,000円
TSU-2765
TSU-2765
TSU-2765
Sep 13, 2024
商品 No. TSU-2798
画題
: 糸瓜透図

: 長州萩住 埋忠喜鹿

時代
: 江戸時代中期

寸法
: 縦: 8.2cm 横: 8.2cm 切羽台厚さ: 0.5cm 
鑑定書
: 特別保存刀装具

説明
: 喜鹿(きろく)は埋忠氏。埋忠明寿の子孫が長州に移住した岡田家鐔工の系統で江戸中期(享保頃)。本作のように梅忠とも切る。喜六郎、喜鹿郎と名乗り工銘を鬼丸という。長州萩住梅忠喜鹿、長州萩住埋忠喜鹿鬼丸と銘する。鹿の字で判別しづらい銘がある。2024年5月刀装具審査で特別保存合格。
価格
: 120,000円
TSU-2798
TSU-2798
TSU-2798
株式会社 美術刀剣松本
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