商品 No. WA-0693 | |
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銘 |
表: 水府住勝村徳勝作之 裏: 元治二年二月日 |
姿 | 鎬造り庵棟 中切先延びごころ 覇気ある姿 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 幕末期(1865年) |
刃長 |
1尺 8寸 1分 0厘 54.9 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
1寸 0分 3厘 3.1 cm |
先幅 |
7分 2厘 2.2 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和06年02月21日 |
都道府県 | 北海道 |
交付日 | 昭和26年07月04日 |
鍛 | 柾目肌地沸付く |
刃文 | 直調浅く湾れ互の目入り沸付いて砂流し刷毛目風になる |
帽子 | 掃き掛けて僅かに返る |
茎 | 生ぶ、切鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地銀着せ加州鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 黒蠟塗鞘銀金具突兵拵 |
拵全長 |
2尺 9寸 5分 4厘 89.5 cm |
柄全長 |
7寸 3分 6厘 22.3 cm |
鐔 | 素紋板鐔 銀地 |
目貫 | 丸に片喰紋 銀地(下飾り片側欠) |
縁頭 | 萩に猪図、銀地 片切毛彫 |
その他 | 柄に銀筒輪、鞘に銀佩環、銀長鐺 |
価格 | 1,000,000円 購入 |
本作刀工勝村徳勝は水戸藩士、文化六年(1809)水戸生まれ。初代徳鄰門で多くの門弟を養成した関内徳宗に学ぶ。後江戸に出て細川正義・固山宗次・運寿是一から鍛刀の秘伝を伝授されたという。初銘を楷書に、安政頃より草書に、また晩年の慶応より明治初年までは楷書にて二代徳勝が代銘す。明治五年(1872)64歳歿。武士道に明け暮れた水戸武士にはことのほか珍重された。本作は元治二年(1865)徳勝56歳、特徴である精美な柾目肌の優品。幕末に誂えられたと思われる突兵拵が付されている。2024年特別保存刀剣合格。 |