商品 No. WA-0740 | |
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銘 |
表: 山城守藤原国包 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅重ね反り尋常の寛文新刀姿 |
国 | 陸奥国仙台 |
時代 | 江戸前期(寛文頃) |
刃長 |
1尺 7寸 6分 2厘 53.4 cm |
反り |
3分 6厘 1.1 cm |
元幅 |
9分 9厘 3 cm |
先幅 |
6分 9厘 2.1 cm |
棟重 |
2分 0厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 平成30年08月20日 |
都道府県 | 岩手県 |
交付日 | 平成30年03月20日 |
鍛 | 精美な柾目肌 |
刃文 | 直刃主体に互の目交じり長く金筋入る |
帽子 | 直ぐに掃き掛け |
茎 | 生ぶ、勝手下がり 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地 上貝金着せ違い扇紋 下貝銀着せ縦波模様 二重鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 黒蠟塗鞘脇指拵 |
拵全長 |
2尺 4寸 9分 2厘 75.5 cm |
柄全長 |
5寸 3分 5厘 16.2 cm |
鐔 | 素紋(献上鐔)、赤銅磨地 竪丸形 |
目貫 | 一疋獅子、赤銅地 容彫 金色絵 |
縁頭 | 縁: 赤銅魚子地 丸に竪三つ引両紋 小縁金色絵、頭: 角 |
その他 | 白鮫皮着せ黒糸摘み巻柄 |
価格 | 1,200,000円 購入 |
山城守国包(二代)は初代長男として慶長十七年(1612)生まれ。正保二年(1645)34歳で二代目を継ぎ、寛文七年(1667)父より上位の山城守を受領し、寛文十二年(1672)61歳没。刃文は初代同様直刃を得意とし、初代に比べると沸付いて刃文は焼幅が広くなり、直刃が少しゆれて、乱れの一部が沸で髭のように裂けて刃中に入り、横に砂流し風に流れる。地肌の柾目はよく揃うが初代に比べると少し荒くなり、柾目肌であることが判然とする。銘字の特徴は『包』の字の中の『己』が数字の二と乙の字に区分けされて見える。本作は初代に見紛う上出来の二代山城守国包優作。式正の黒蠟塗鞘拵が付されている。2018年保存刀剣審査合格。 |