商品 No. KA-0701 | |
---|---|
銘 |
表: 山城守藤原国包 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅重ね反り尋常 健全な姿 |
国 | 陸奥国仙台 |
時代 | 江戸時代前期(寛文頃) |
刃長 |
2尺 1寸 1分 2厘 64 cm |
反り |
3分 6厘 1.1 cm |
元幅 |
1寸 0分 2厘 3.1 cm |
先幅 |
7分 5厘 2.3 cm |
棟重 |
2分 1厘 0.6 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和05年08月25日 |
都道府県 | 宮城県 |
交付日 | 昭和40年09月17日 |
鍛 | 精美な柾目肌 |
刃文 | 沸付いて直調焼幅広く少しのたれ、沸が髭のように裂けて刃中に入り砂流し風に流れる |
帽子 | 直ぐに掃き掛け |
茎 | 生ぶ、勝手下がり 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地銀着せ熨斗図鎺 |
価格 | 2,000,000円 購入 |
山城守国包(二代)は初代長男として慶長十七年(1612)生まれ。正保二年(1645)34歳で二代目を継ぎ、寛文七年(1667)父より上位の山城守を受領し、寛文十二年(1672)61歳没。刃文は初代同様直刃を得意とし、初代に比べると沸付いて刃文は焼幅が広くなり、直刃が少しのたれ、乱れの一部が沸で髭のように裂けて刃中に入り、横に砂流し風に流れる。地肌の柾目はよく揃うが初代に比べると少し荒くなり、柾目肌であることが判然とする。銘字の特徴は『包』の字の中の『己』が数字の二と乙の字に区分けして見える。本作は詰んだ柾肌に掃き掛け帽子、刃中のはたらき初代に見紛う二代山城守国包の傑作。裏銘に「奥州仙臺住」と刻しめずらしい。2023年特別保存刀剣審査合格。 |