商品 No. KA-0664 | |
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銘 |
表: 肥前国住藤原忠廣 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延び豪壮な慶長新刀風の姿 |
国 | 肥前国 |
時代 | 江戸時代前期 |
刃長 |
2尺 3寸 1分 0厘 70 cm |
反り |
3分 3厘 1 cm |
元幅 |
1寸 0分 3厘 3.1 cm |
先幅 |
7分 1厘 2.2 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成08年08月07日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 平成07年09月19日 |
鍛 | 小板目肌良く練れて潤い地沸付く |
刃文 | 浅く湾れごころに焼頭の高さが揃う互の目丁子乱れ、良く沸て明るく冴え砂流し掛かり足入る |
帽子 | 直ぐ、小丸に返る |
茎 | 生ぶ、鑢横切、茎尻剣形風、少し区を送る |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀地金着総鑢二重鎺 |
価格 | 1,000,000円 購入 |
近江大掾藤原忠廣は初代忠吉の嫡男。慶長十九年(1614)生まれ。寛永九年(1632)父没後19歳で家督を継ぎ忠廣を襲名。寛永十八年(1641)近江大掾を受領。元禄六年(1693)80歳で没する迄終世忠廣と銘した。家伝の直刃を得意とし多くの優刀を遺して肥前刀の名声を不動のものにした。本作は銘字および茎から近江大掾受領前の寛永十五、六年(1638,1639)頃の若打ち作。中切先延びごころの姿で、地鉄は潤いある小板目肌、刃文は浅い湾れごころに焼頭の高さが揃う互の目丁子乱れ、明るく冴え砂流し掛かり足入る。地刃共に沸が強く覇気ある優作。特別保存刀剣。 |