商品 No. KA-0680 | |
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銘 |
表: 無銘(藤島) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延びごころ 身幅重ね尋常 端麗な姿 |
国 | 加賀国 |
時代 | 室町時代 |
刃長 |
2尺 3寸 5分 0厘 71.2 cm |
反り |
6分 6厘 2 cm |
元幅 |
9分 1厘 2.8 cm |
先幅 |
6分 5厘 2 cm |
棟重 |
2分 0厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和02年06月25日 |
都道府県 | 兵庫県 |
交付日 | 昭和47年04月06日 |
鍛 | 板目詰んで地沸付く |
刃文 | 匂出来、腰開きの互の目に尖りごころの刃交じり乱れる |
帽子 | 表乱れ掃き掛け、裏沸筋を伴い湾れて小丸に返る |
茎 | 生ぶ無銘、切鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀無垢腰祐乗鑢鎺 |
価格 | 450,000円 購入 |
藤島派は越前国藤島に起こり、のち加賀国で繁栄した友重の一門。現存する作品のほとんどが応永(1394)以降の室町期。作風は身幅重ね反り頃合いで、備前伝に美濃伝を加味した作柄とされる。刃文は中直刃か末備前物と見える匂本位の腰の開いた乱れに、美濃伝風の尖り刃が交じる。帽子は焼崩れて表裏が異なる。地鉄は黒みを帯び、北陸肌があらわれ棟焼が多い。本作は、身幅重ね反り頃合いの美しい姿。地鉄は板目に地沸厚く付き、刃文は美濃風の尖り刃ごころを交えた備前風腰開きの互の目乱れ刃文。帽子は焼崩れて表裏異なる。藤島の特徴があらわれ出来が良い。2020年藤島極めで保存審査合格。 |