商品 No. KOJU-0104 | |
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銘 | 表: 江州日野 和田太一郎重正(「一郎」と「正」不明) |
国 | 近江国 |
時代 | 江戸時代中期 |
全長 |
4尺 2寸 5分 7厘 129 cm |
銃身長 |
3尺 3寸 2分 3厘 100.7 cm |
口径 |
4分 3厘 1.3 cm |
都道府県 | 神奈川県 |
交付日 | 昭和49年7月3日 |
価格 | 250,000円 購入 |
日野は琵琶湖の南方にあり、同じ近江国で栄えた鉄砲鍛冶集団「国友」が北東十里の距離に位置して、近江国には独立した二大鉄砲生産地が存在した。日野は蒲生氏によって天文二年(1533)城下町として開かれ、人口の増加と共に商工業が発達。弘治年間(1555-1557)に初めて火縄銃が製作され江戸時代前期に隆盛、日野鍛冶家は全盛期に百軒を超したといわれる。しかし江戸時代中期以降衰退し、江戸時代後期には欧米の銃に凌駕され歴史の幕を閉じる。本作は、銘の一部朽込みあるが、日野鉄砲鍛冶で著名な江戸時代中期の和田太一郎重正と思われる。状態良くカラクリは正常に稼働する。 |