商品 No. WA-0735 | |
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銘 |
表: 一 出羽守行廣以阿蘭陀鍛作 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅広く 重ね厚く 覇気ある姿 |
国 | 肥前国 |
時代 | 江戸時代前期(寛文頃) |
刃長 |
1尺 7寸 6分 2厘 53.4 cm |
反り |
4分 0厘 1.2 cm |
元幅 |
1寸 0分 7厘 3.2 cm |
先幅 |
8分 1厘 2.5 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 昭和62年04月30日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和39年04月16日 |
鍛 | 小板目詰む小糠肌 |
刃文 | 美麗な足長丁子、匂深く乱れの谷に沸が付く |
帽子 | 端正な直ぐ小丸返り |
茎 | 生ぶ、筋違鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金鍍金鎺 |
価格 | 1,000,000円 購入 |
本作は銘「廣」の字を正字に切る初代行廣。初代行広は、吉信次男で初代忠吉の孫にあたる。初代正廣の弟。正保五年(1648)出羽大掾を受領。寛文三年(1663)出羽守に転ず。慶安三年(1650)長崎に赴き、阿蘭陀鍛冶の久次および薬師寺種永より阿蘭陀伝来の鍛法を学び、「以阿蘭陀鍛作」と添銘を切る。また、のちに石堂派鍛冶(四郎兵衛則吉)から備前一文字伝の鍛法を習いその意を銘「一」と添えている。天和三年(1683)66歳没。本作は初代行廣の傑作。1987年特別保存刀剣合格。 |