商品 No. KA-0695 | |
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銘 |
表: 藤原挙直應需宗明作之(久保田宗明) 裏: 文久二年八月日 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延びごころ 流麗な姿 |
国 | 陸奥国(一関) |
時代 | 幕末期(1862年) |
刃長 |
2尺 3寸 7分 9厘 72.1 cm |
反り |
5分 9厘 1.8 cm |
元幅 |
1寸 0分 6厘 3.2 cm |
先幅 |
7分 3厘 2.2 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和6年9月審査合格 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和31年04月12日 |
鍛 | 小板目詰んで精美 |
刃文 | 二つ、三つ頭の丁子乱れ小沸付く |
帽子 | 直調小丸短く返る |
茎 | 生ぶ、化粧付き筋違鑢 先入山形 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀無垢牡丹腰祐乗鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 旧日本陸軍九八式軍刀拵 |
拵全長 |
3尺 4寸 4分 9厘 104.5 cm |
柄全長 |
8寸 5分 8厘 26.0 cm |
その他 | 佐官刀緒、革製鞘袋・柄袋、革ベルト、吊り鎖あり |
価格 | 予約済 |
宗明は「一関士源宗明」「陸中一関住久保田宗明作」等銘を刻す幕末から明治初期の陸奥国(陸中国)刀工。天保二年(1831)一関藩工久保田良蔵長男として生まれ、出府して固山宗次門人となり、安政四年(1857)帰国して家業の鉄砲や作刀に従事し、一関藩主田村家の御用鍛冶を務める。明治二十八年(1895)58歳没。本作は宗明31歳、師固山宗次に似た精美な小板目地鉄に匂本位の丁子乱れ刃文の美麗な姿の打刀。注文主の藤原擧直は藤原氏系譜の土浦藩十一代藩主の土屋擧直(つちやしげなお)か。生茎を維持して誂えられた佐官刀緒の旧陸軍九八式軍刀拵に納められ、外装と共に状態は頗る健全。2024年9月刀剣審査で特別保存合格。 |