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商品 No. KA-0692
表: 備州長船康光
裏: --
姿 鎬造り庵棟、身幅尋常、元先の幅差つき、腰反り高く、先反りつき、中切先
備前国
時代 室町時代前期(永享頃)
寸法
刃長
2尺 4寸 5分 9厘
74.5 cm
反り
7分 3厘
2.2 cm
元幅
9分 9厘
3 cm
先幅
6分 9厘
2.1 cm
棟重
2分 4厘
0.7 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 重要刀剣
交付日 平成08年11月14日
登録証
都道府県 岡山県
交付日 昭和36年06月12日
詳細情報
板目に杢・流れ柾を交え、総じて肌立ち、細かに地沸つき、乱れ映り立つ
刃文 腰の開いた互の目に角張る小互の目・尖り刃等を交え、足・葉入り、匂を主張に小沸つき、砂流し掛かり、匂口明るく冴える
彫刻 表裏に棒樋を丸止めにする
帽子 乱れ込み、先尖りごころに返り、細かに掃き掛ける
磨上、先栗尻、鑢目(旧)筋違、(新)勝手下がり、目釘孔三、佩表目釘孔(元孔)の下、棟寄りに長銘がある
目くぎ孔 3 生孔2番目(磨上2寸7分、8.2cm)
素銅金着せ総鑢二重鎺
価格   6,500,000円   購入
 
説明
本作は平成八年(1996)第42回指定 重要刀剣。以下図譜説明『康光は、盛光と並ぶ応永備前の双璧で、以後代々同銘が継承されている。銘鑑には右衛門尉を名乗る作者を初代応永頃とし、以降室町後期まで同銘五代の存続を数えているが、厳密な代別については尚今後に検討の余地を残している。この太刀は、姿は長寸で元先に幅差が付き、先反りが見られ、刃文は腰の開いた互の目を主調とするなど、室町前期の長船物の特色をよくあらわしている。常に見る初代康光に比して刃文に丁子が目立たず角張る小互の目を交えて総体に小模様の刃取りとなっており、また銘字の書風から二代康光と鑑せられるものである。練れた鍛えがよく、刃文も匂口が明るく冴えてよく働き、優れた出来映えをみせている。
KA-0692
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