商品 No. WA-0764 | |
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銘 |
表: 無銘(大和志津) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、大切先 身幅広く 鎬を削いだ覇気ある姿 |
国 | 大和国 |
時代 | 南北朝時代(延文頃) |
刃長 |
1尺 7寸 0分 6厘 51.7 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
1寸 0分 3厘 3.1 cm |
先幅 |
9分 2厘 2.8 cm |
棟重 |
1分 2厘 0.4 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成02年10月25日 |
都道府県 | 茨城県 |
交付日 | 平成元年12月19日 |
鍛 | 杢交じりの板目流れ肌立ち地沸付く |
刃文 | 小湾れに、互の目、尖り刃交じり、飛焼き、葉・足入り、砂流し掛かり、沸が付く |
彫刻 | 表裏腰樋 |
帽子 | 乱れ込み、掃き掛けて焼詰め金筋をみる |
茎 | 大磨上無銘 |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地金着せ庄内風鎺 |
価格 | 予約済 |
大和志津というのは、正宗十哲のひとりである美濃の志津三郎兼氏およびその一派が、鎌倉末期から南北朝期にかけて活躍した美濃への移住前、大和の動(ゆるぎ・奈良市油留木町)に居住していた頃の作を総称する。後に美濃国直江に移住した作「直江志津」と区別される。作風は、身幅広く切先延び、鎬地は必ず柾目。板目に柾交じりの地鉄に、尖り刃のある大乱れを沸で焼く。直江志津より地沸が付き刃文に働きがみられる。本作は同派の作風を示す佳作。1990年特別保存審査合格。 |