商品 No. WA-0614 | |
---|---|
銘 |
表: 肥後守秦光代 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 重ね厚く 身幅広く 反り尋常 屈強な姿 |
国 | 尾張国 |
時代 | 江戸時代前期(寛文頃) |
刃長 |
1尺 5寸 0分 5厘 45.6 cm |
反り |
5分 0厘 1.5 cm |
元幅 |
1寸 0分 5厘 3.2 cm |
先幅 |
7分 9厘 2.4 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 平成27年07月14日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和31年06月26日 |
鍛 | 板目に流れごころの柾交じる |
刃文 | 直ぐ調の互の目小乱れ小足入る |
帽子 | 直ぐ調沸多く付いて掃き掛け気味僅かに返る |
茎 | 生ぶ、筋違鑢 先入山形 |
目くぎ孔 | 2 (下孔元孔) |
鎺 | 素銅地鍍金腰祐乗鑢鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 黒漆菜種塗鞘脇指拵 |
拵全長 |
2尺 4寸 2分 2厘 73.4 cm |
柄全長 |
5寸 9分 4厘 18.0 cm |
鐔 | 車輪図、鉄地 木瓜形 |
目貫 | 梔子図、赤銅地 金露象嵌 |
縁頭 | 蛇篭に葦図、奈良作と銘あり 赤銅磨地 象嵌色絵 |
小柄 | 竹に手水図、赤銅魚子 高彫象嵌色絵 |
その他 | 白鮫皮着黒糸摘み巻柄 |
肥後守秦光代(はたみつよ)は本国美濃関。名古屋に移住し、一時江戸に出て石堂常光に学び、肥後守を受領。のち新陰流の達人柳生連也斎のお抱え鍛冶となり片切刃造りの脇指「鬼包丁(刃長一尺三、四寸で身幅一寸二分)」を作る。作品は武骨な姿で尾張関の特色が強い。寛文二年から貞享五年(1662-1688)にかけて作刀がある。二代も肥後守を受領して「肥後守秦光代」と銘を切り、江戸や伊勢でも駐槌する(元禄頃)。本作は銘振りより初代秦光代。柳生のお抱え鍛冶に相応しい武張った脇指。菜種塗鞘に二子山則介と思える車図鐔の堅牢な尾張風拵が付されている。 |
価格 | 600,000円 購入 |