商品 No. YA-0124 | |
---|---|
銘 |
表: 河内守文珠包定 裏: -- |
姿 | 十文字槍、塩首八角 |
国 | 大和・武蔵国 |
時代 | 江戸時代前期(延宝頃) |
刃長 |
5寸 9分 4厘 18 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和6年8月23日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 平成21年08月11日 |
鍛 | 板目に柾目 |
刃文 | 直刃、ほつれ喰い違い掛かり二重刃風をみる |
目くぎ孔 | 1 |
価格 | 300,000円 購入 |
整った十文字槍。八角塩首。鍛えは板目柾肌。刃文は直刃、ほつれ喰い違い掛かり、二重刃風をみる。文珠包定は大和手掻包永の末葉と称し、大和国の出自ながら延宝年間(1673ー1680)は京都において鍛刀し、その後江戸に出て土浦藩二代藩主土屋政直により天和三年(1683)頃召し抱えられた土浦藩工。土浦藩は政直が延宝七年(1679)に4万5千石を家督相続してから享保三年(1718)には9万5千石の所領となる。この加増で武具類の充実が必要になり包定に槍類を造らせた。包定は当時槍の上手として評価が高く、直槍や笹穂やりなど種々の作を遺している。茎長さ:30.5cm・横幅:13.3cm。刀身を納める拵(鞘と柄の先端部分)の片割れが遺されている。2024年6月審査で保存合格。 |