説明
: 本作は二代正廣。「廣」の7画目横棒が入る河内守正弘は寛文頃の二代正弘で、横棒が入らない俗字の初代河内大掾正弘と区別がつく。作柄は初代正廣同様に肥前独特の小杢目小糠肌、刃文は小沸がついた美しい帯状の匂口を呈する直刃。寛文五年(1665)父初代正廣没後、河内守に転じ正永から正廣を襲名する。元禄十三年(1700)73歳没。初二代共に上作刀工。本作は、身幅広い健全な寛文新刀姿。小糠肌の地鉄と帯状を呈する直刃の刃文は肥前刀上位の典型作。1990年特別保存刀剣審査合格。黒石目地塗鞘脇指拵が付されている。