商品 No. WA-0825 | |
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銘 |
表: (刀身銘)阿州海部住氏吉作 裏: -- |
国 | 阿波国 |
時代 | 江戸時代後期 |
刃長 |
1尺 7寸 0分 0厘 51.5 cm |
反り |
4分 0厘 1.2 cm |
元幅 |
1寸 1分 0厘 3.3 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和06年02月21日 |
都道府県 | 大阪府 |
交付日 | 昭和31年01月24日 |
目くぎ孔 | 1 |
外装 | 拵付 |
拵 | 海部樺巻鞘拵 |
拵全長 |
2尺 3寸 5分 0厘 71.2 cm |
柄全長 |
5寸 7分 8厘 17.5 cm |
価格 | 500,000円 購入 |
海部氏吉は、古刀期から続いている海部鍛冶の代表工。海部刀には室町期から片切刃造りが現れる。造込みは通常の片切刃とは逆に右片切刃造り。正式には「海部包刀(ほうとう)」と名付けられている。前線部隊の将兵が実戦で竹矢来・馬防柵・乱杭の構築や破壊に用いた。海部包刀の多くは銘を刀身鎬地に切る(刀身銘)。それは海部包刀は実用本位で柄はしっかり固定されたため、目釘を外さずとも銘が確認出来るよう刀身銘で刻されたという。海部包刀わきざしの拵は「海部樺巻鞘拵」という。実用一辺倒で素朴。山仕事の鉈に似ていることから「海部の山刀」「海部の陣鉈」などとも呼ばれる。本作は海部樺巻鞘拵に納められた海部氏吉の海部包刀。本歌で貴重。2024年保存刀剣審査合格。※参考:海陽町立博物館企画「ふるさとの宝 海部拵」図録 |