商品 No. KA-0624 | |
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銘 |
表: 豊後住大和守藤原忠行 裏: 暴鍛作之 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 反り浅い流麗な姿 |
国 | 豊後国 |
時代 | 江戸中期(宝永) |
刃長 |
2尺 1寸 3分 8厘 64.8 cm |
反り |
2分 6厘 0.8 cm |
元幅 |
9分 7厘 2.9 cm |
先幅 |
6分 0厘 1.8 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和3年5月24日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 平成17年11月08日 |
鍛 | 大板目肌うねる |
刃文 | 小沸出来、湾れに互の目乱れ 帯状の匂口となる |
帽子 | 直状で深く一枚風、先は烈しく掃き掛けて返りは深い |
茎 | 生ぶ、勝手下がり鑢 浅い刃上がり栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地銀着横鑢鎺 |
価格 | 売却済 |
本作は豊後住大和守藤原忠行(初代)。江戸中期(宝永頃)、細川家より十人扶持を給せられる。肥後藩領であった鶴崎高田および隈本にても造る。良業物。暴鍛(さらしきたえ)および五色鍛(ごしききたえ)の裏銘ある作は、特に入念な鍛作という。本作には「暴鍛作之」裏銘あるとおり、波がうねるような大板目肌特筆。刃文は帯状の匂口となり冴える。藤原高田の見事な一振。続大分県の刀(中原信夫氏著)所載。2021年3月審査で特別保存刀剣合格。 |