商品 No. WA-0601 | |
---|---|
銘 |
表: 井上真改 裏: (菊紋)寛文十三年八月日 |
姿 | 鎬造り庵棟、 身幅広く 中切先 |
国 | 摂津国 |
時代 | 江戸時代前期(1673年) |
刃長 |
1尺 6寸 9分 3厘 51.3 cm |
反り |
4分 6厘 1.4 cm |
元幅 |
1寸 0分 7厘 3.2 cm |
先幅 |
7分 8厘 2.4 cm |
棟重 |
2分 4厘 0.7 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成20年03月19日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和39年06月04日 |
鍛 | 小板目肌よく詰み、地沸厚く付き潤い、細かく地景入る |
刃文 | 焼幅広めで浅く湾れ、匂口深く、沸よく付き冴える、足入り、金筋、砂流しかかる |
帽子 | 直ぐに小丸 |
茎 | 生ぶ、鑢目大筋違、刃上り栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地銀着総鑢二重鎺 |
井上真改は寛永七年(1630)初代和泉守国貞の次男として生まれ、初銘を父と同じく国貞と切り慶安三年(1650)21歳頃には父の代作代銘を盛んにおこなった。父没年の承応元年(1652)和泉守を受領し、寛文元年(1661)頃より「井上和泉守国貞」と切る。寛文十二年(1672)八月より「井上真改」に改銘。天和二年(1682)急逝53歳。「大阪正宗」と讃えられ、助廣とともに大阪新刀の双璧とされる最上作刀工。本作は、真改に改名した翌年(延宝に改元された寛文十三年 1673)真改43歳最盛期作。鍛え小板目よく詰み潤い、刃文は小沸が霧の如くついて地刃の境が煙るような刃文であり、その中に金筋が貫き通る。地刃が冴えた真改真骨頂作。「刀剣鑑定のきめ手(柴田和夫著)」所載刀。薫山先生鞘書きあり(昭和39/1964年) |
価格 | 5,000,000円 購入 |