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商品 No. KA-0657
表: 水府住横山祐光於白簱山造之
裏: 鎮丸鍛安政六年八月日
姿 鎬造り庵棟、中切先 反りを抑えた 美麗な姿
常陸国水戸
時代 幕末期(1859年)
寸法
刃長
2尺 3寸 6分 3厘
71.6 cm
反り
3分 6厘
1.1 cm
元幅
9分 5厘
2.9 cm
先幅
6分 0厘
1.8 cm
棟重
2分 6厘
0.8 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 特別保存刀剣
交付日 令和03年08月27日
登録証
都道府県 茨城県
交付日 昭和40年09月28日
詳細情報
板目流れ
刃文 匂口締まり加減の小互の目乱れ尖り刃交じる
彫刻 表裏掻き通しの棒樋(打樋で銘を樋の後に切る)
帽子 僅かに乱れ小丸少し返る
生ぶ、切鑢 栗尻
目くぎ孔 1
素銅ぐり彫鎺
価格   売却済  
 
説明
祐光は横山喜十郎。文政三年(1820)江戸青山に生まれ刀鍛冶を志して祐定系の備前長船横山一門に学び横山姓を名乗り名を祐光と改めた。嘉永二年(1849)水戸藩工勝村徳勝の推薦で水戸藩工となり七人半扶持を給せられる。明治六年(1873)水戸八幡の屋敷にて54歳没。本作は安政六年(1859)横山祐光39歳壮齢期、水戸九代藩主の徳川斉昭公が海防の必要性を説き安政四年(1857)水戸城の西、白幡山に設けた武器製造所での作刀。鎮丸鍛(まるぎたえ・芯鉄を入れない無垢鍛え)で表裏掻き通しの棒樋を打樋(上から叩き締めた生ぶ樋であり後の掻き樋ではない)としている。古作を念頭に武用一辺倒に精魂込めた一振。特別保存刀剣。
KA-0657
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