商品 No. KA-0639 | |
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銘 |
表: 来国俊 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、反りやや浅く小切先 |
国 | 山城国 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
刃長 |
2尺 4寸 5分 5厘 74.4 cm |
反り |
5分 9厘 1.8 cm |
元幅 |
9分 1厘 2.8 cm |
先幅 |
5分 5厘 1.7 cm |
棟重 |
2分 0厘 0.6 cm |
鑑定書 | 重要刀剣 |
交付日 | 昭和39年07月30日 |
都道府県 | 栃木県 |
交付日 | 昭和40年06月28日 |
鍛 | 板目肌詰み刃寄り流れ地沸付く |
刃文 | 細直刃小乱れ交じり、足入り、砂流し、金筋かかり総体にシミごころがある |
帽子 | 直ぐに小丸 |
茎 | 磨上(5寸1分 15.5cm)、先栗尻丸く、鑢目切、目釘孔二、佩表棟寄り茎先へ大振り細鏨の三字銘がある |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地金着せ総鑢二重鎺 |
価格 | 10,000,000円 購入 |
本作「来国俊」は、昭和39年(1964)第12回指定重要刀剣。来国俊は名門来派事実上の祖とされる来国行の子で来派代表刀工のひとり。現存する同名工の作品には二字に切る「国俊」と来を冠して三字銘に切る「来国俊」があるが、両者の関係については年代や作風、銘字を総合的に判断し、同人とする考えが整いつつある。なお「来国俊」三字銘には、二字国俊にはない国宝が五口(太刀二・小太刀一・短刀二)存在している。本作は総体に細身でものうち僅かに疲れごころはあるが出来が良い。大振りの三字銘下に生ぶの目くぎ孔(磨上5寸1分15.5cm)。表寒山先生鞘書「来国俊 初代之 刃長二尺四寸六分有之 昭和卅二二年 寒山誌」・裏田野邊先生鞘書「第十二回重要刀剣指定 城州来国俊 磨上ゲテ茎先近クニ三字銘有之 国俊ノ来ヲ冠スル三字銘デハ最モ遡ル正應・永仁ノ手代也 細身デ鎬筋高ク小鋒ノ華奢ナ姿態ヲ呈シ 静謐ナ細直刃ヲ焼キ 小乱心ヲ交ヘ小沸付キ細ヤカナ砂流・金筋カカリ小丸帽子ニ結ブナド優雅ナ佇マイヲ見セ格調頗ル高矣 刃長弐尺四寸五分 歳甲辰文月 探山識(花押)」有り。 |