商品 No. WA-0728 | |
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銘 |
表: 奥州白川臣手柄山正繁 裏: 寛政十一年八月日 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 端正な小脇指 |
国 | 武蔵国江戸(本国播磨・陸奥国白川藩抱工) |
時代 | 江戸時代後期(1799年) |
刃長 |
1尺 2寸 7分 1厘 38.5 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
9分 0厘 2.7 cm |
先幅 |
6分 6厘 2 cm |
棟重 |
1分 9厘 0.6 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成11年04月02日 |
都道府県 | 静岡県 |
交付日 | 昭和26年09月04日 |
鍛 | 小板目肌細かに良く詰んで潤い、地景入り、地沸付く |
刃文 | 濤乱風の大互の目乱れ、小沸付き 金筋掛かる |
帽子 | 直ぐ小丸に返る、小沸付き金筋を伴う |
茎 | 生ぶ、大筋違香包化粧鑢付 先浅い入山形 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金着せ腰祐乗鑢鎺 |
価格 | 売却済 |
手柄山正繁は二代手柄山氏繁の次男として宝暦十年(1760)播州姫路生まれ。兄の新兵衛氏繁が早世したのでその跡を継いで「氏重」または「氏繁」と銘する。播州姫路手柄山の麓に住したことから手柄山を称す。天明年間に大阪で鍛刀、同八年(1788)白河楽翁(陸奥国白川藩三代藩主松平定信・寛政の改革を推進した中心人物で幕府老中・八代将軍吉宗孫)に抱えられ同年江戸に移住し鍛刀する。享和三年(1803)甲斐守を受領。文政十三年(1830)70歳没。作風は津田助廣に私淑し濤瀾風大互の目を得意とする。本作は小沸付き金筋入る焼の高い濤乱風の大互の目刃文。助廣に範を取った手柄山甲斐守正繁の端正な脇指。刃文に叢がまったくなく抜群の出来。特別保存刀剣。 |