商品 No. KA-0665 | |
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銘 |
表: 刀鍛治棟梁角元興 裏: 文化十癸酉年秋 奥州会津住人 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 輪反り程良く重ね厚く端麗な姿 |
国 | 陸奥国会津 |
時代 | 江戸時代後期(1813年) |
刃長 |
2尺 3寸 2分 3厘 70.4 cm |
反り |
5分 3厘 1.6 cm |
元幅 |
9分 3厘 2.8 cm |
先幅 |
6分 1厘 1.9 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和04年12月14日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和35年07月28日 |
鍛 | 板目詰んで流れごころ |
刃文 | 湾れ調、尖りごころの揃い互の目 |
帽子 | 掃き掛け |
茎 | 生ぶ、筋違 先細る入山形、長く先細りになる |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金着せ腰祐乗鑢鎺 |
価格 | 売却済 |
本作元興(初代)は角大八。三代道辰に師事し、のち江戸に出て水心子正秀の門人となり銘を秀国と改めた。技量優れ会津藩工となり、寛政四年(1792)藩主の命により薩摩国に行き、奥元平より相州伝の鍛法を学び、寛政五年(1793)元興と改め帰国する。俸禄五口米七石を給わり、文化十年(1813)頃に会津刀鍛冶棟梁となる。文政七年(1824)71歳没。本作は、元興60歳、会津刀鍛冶棟梁を拝命した円熟期作。「刀工辞典(藤代義男・藤代松雄著)」「刀剣要覧(飯村嘉章著)」「刀工大鑑(得能一男著)」に茎所載。同工代表作の一振。2022年保存刀剣。 |