商品 No. KA-0659 | |
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銘 |
表: 無銘(千手院) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先延びて鎬高く力強い姿 |
国 | 大和国 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
刃長 |
2尺 3寸 1分 7厘 70.2 cm |
反り |
4分 0厘 1.2 cm |
元幅 |
9分 8厘 3 cm |
先幅 |
6分 8厘 2.1 cm |
棟重 |
1分 7厘 0.5 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和元年12月02日 |
都道府県 | 山口県 |
交付日 | 昭和41年07月29日 |
鍛 | 板目流れて地沸付き映り気をみる |
刃文 | 小湾れに互の目交じり匂深く金筋砂流し掛かり沸崩れごころをみる |
帽子 | 直ぐに小丸小さく返る |
茎 | 大磨上 |
目くぎ孔 | 3 |
鎺 | 素銅地銀着せ越中鎺 |
価格 | 売却済 |
千手院と極められた大磨上刀。千手院派は奈良の若草山麓の千手谷付近に存在した僧院に抱えられた鍛冶集団という。伝書では平安末期の行信と重弘を祖とされるが在銘作はない。無銘の千手院極めは、姿や地刃が古調で大和物で最も古く、大和物に見えて制作年代が鎌倉期を下らぬと鑑せられる古雅な作。かつ大和物に見えて他の4派(當麻・手掻・保昌・尻懸)に当てはまらない作風をした鎌倉期の大和物をいう。本作、鎬造り庵棟、鎬高く気品ある姿。鍛え板目柾流れて映り気あり。刃文は小湾れに互の目交じり匂深く沸崩れごころに金筋砂流し掛かる。特別保存刀剣。 |