商品 No. WA-0748 | |
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銘 |
表: 河内大掾藤原義稙 裏: 越前住 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 反り浅く 身幅反り尋常 武骨な姿 |
国 | 越前国 |
時代 | 江戸時代前期(天和頃) |
刃長 |
1尺 8寸 0分 2厘 54.6 cm |
反り |
1分 3厘 0.4 cm |
元幅 |
9分 4厘 2.8 cm |
先幅 |
6分 8厘 2.1 cm |
棟重 |
1分 9厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 平成18年01月13日 |
都道府県 | 宮城県 |
交付日 | 昭和60年08月12日 |
鍛 | 杢交じりの板目流れ地沸付く、鎬地柾目 |
刃文 | 互の目乱れ、角張る刃、尖り刃、丁子刃変化に富み、小沸付いて沸筋入る |
帽子 | 直ぐに小丸浅く返る |
茎 | 生ぶ、切鑢 浅い栗尻 |
目くぎ孔 | 2 |
鎺 | 素銅地金着せ九曜紋鎺 |
価格 | 300,000円 購入 |
河内大掾義稙(よしたね)は越前関刀工。同銘が三代程あり本作は銘振りより天和頃の二代と鑑せられる。越前国は京都、北陸、関東、中部地方を結ぶ重要な地で、朝倉義景、浅井長政、柴田勝家などの戦国武将が治め、美濃国からも当時多くの刀匠が来往した。越前関といわれるその作柄は反り浅く、元先の身幅に差のない武骨で実戦用の姿。本作は板目流れ肌に杢目が交じり地沸付いてやや肌立つ鍛えに刃文は変化にとんだ互の目乱れで小沸が付いて沸筋が入る。魅力ある越前関。平成18年(2006年)保存審査合格。 |