商品 No. WA-0702 | |
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銘 |
表: 伯耆国住廣賀作 裏: 永禄八年八月吉日 |
姿 | 平造り庵棟、身幅広く寸延びて浅く反り付く |
国 | 伯耆国 |
時代 | 室町後期(1565年) |
刃長 |
1尺 1寸 1分 2厘 33.7 cm |
反り |
1分 7厘 0.5 cm |
元幅 |
9分 2厘 2.8 cm |
棟重 |
2分 1厘 0.6 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和06年02月21日 |
都道府県 | 鹿児島県 |
交付日 | 昭和57年04月13日 |
鍛 | 板目に杢交じり肌立ち地沸付く |
刃文 | 小沸付き尖り刃交じる小互の目乱れ、飛焼きをみる |
彫刻 | 表裏掻き通しの棒樋、茎に添樋 |
帽子 | 乱れて尖り気味掃き掛けて返る |
茎 | 僅かに磨上(区送りはない)、勝手下がり |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 銀地横鑢台付鎺 |
価格 | 450,000円 購入 |
廣賀(ひろよし/ひろが)は伯耆国で室町時代後期の天文頃から江戸時代前期の延宝頃まで複数工が活躍。相州綱廣門と伝わり、作風が末相州物に似ていることから古くは「伯耆鎌倉」と呼ばれた。本作は俗名ないが、永禄八年(1565)年紀と鏨運びから広賀中最も上手といわれる見田五郎左衛門。拵の柄成りに合わせるためであろう、僅かに茎が磨上られているが区送りはなく、生ぶ樋を避けて銘が中央に刻されており、出来良く廣賀の典型作といえる。台付鎺と上質の白鞘は本作が愛蔵品であった証。2024年特別保存刀剣審査合格。 |