商品 No. WA-0507 | |
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銘 |
表: 出雲守藤原貞重 裏: -- |
姿 | 片切刃造り鎬棟 |
国 | 越前国 |
時代 | 江戸初期(元和) |
刃長 |
1尺 2寸 6分 1厘 38.2 cm |
反り |
3分 3厘 1 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 平成8年8月7日 |
都道府県 | 高知県 |
交付日 | 昭和38年09月03日 |
鍛 | 杢交じりの板目流れ地景入る |
刃文 | 浅く湾れて小互の目交じり小足入る |
彫刻 | 表:棒樋に連樋、裏:梵字・草の倶利伽羅・蓮華 |
帽子 | 乱れて小丸に返る |
茎 | 生ぶ、筋違鑢 入山形 |
目くぎ孔 | 2 1個埋め |
鎺 | 素銅地斜総鑢金着鎺 |
出雲守藤原貞重(初代)は江戸時代初期(慶長・元和頃)の越前刀工。康継と同族といわれる。本作は、出雲守貞重の片切刃造脇指。片切刃造りは一方が切刃で多面は平・鎬造りの造り込み。鎌倉末期から南北朝期にかけて一時流行し、長船景光、相州貞宗、高木貞宗等の作を見る。それが桃山時代に再度、埋忠明壽、堀川一門、肥前忠吉、康継(初二代)等が作刀して流行した。両面の造り込みが異なり高い技量が求められる。本作は、黒呂叩き塗刻鞘脇指拵が附された特別保存刀剣。地刃共に頗る健全。愛蔵の一振に加えて頂きたい。 |
価格 | 600,000円 購入 |