第66回重要刀剣等新指定展 令和3年4月8日

4月11日まで刀剣博物館でおこなわれる第66回重要刀剣等新指定展に行き、新たに指定された重要刀剣・刀装・刀装具を鑑賞してきました。新指定重要刀剣119点のうち今回展示された刀剣は36点。当方の刀「武蔵大掾是一(二代)」を前にしたときには気持ちが高まります。埋もれている名刀を掘り出して出世させることは刀剣商の醍醐味。次に向けての追い求めが始まりました。
若手刀剣商との懇親会 令和3年4月5日

第一線で活躍している若手刀剣商の3人と美味しいものを食べながら、時々刀剣界のよもやま話を語らい楽しいひと時を過ごします。コロナ禍でこの2年はご無沙汰でしたが、結婚して子供が生まれたお祝いをいつまでも延ばせず久しぶりに集まりました。刀剣界の将来を語らい、夜9時の閉店までがあっという間でした。
第11回千葉刀剣市 令和3年3月29日

3月26日(金)から3日間、第11回千葉刀剣市を千葉駅北口から徒歩3分の「ちばセミナールーム」で開催しました。
「案内地図がわかりづらくて道に迷った」と初めての来場者にまた言われてしまい地図の改善が反省点です。顔馴染みの来場者は大分増えました。日刀保の千葉支部と千葉東部支部会員の方々もお見えになり「継続は力なり」を実感します。
今回特に二人の来場者が印象に残りました。先ずはお母さんと来た男子小学生。夏休みの自由研究は「日本刀」だったそうです。今回が初めてだと言って刀を持ったときの目の輝きはこちらも忘れる事が出来ません。ひとしきりいろいろな刀を自分で手に取り鑑賞した後で、小刀が付いた小柄を「3万円ならお小遣いを貯めて返せるから買って」と母親にせがんだ気持ちは純粋でした。もう一人は「『残されると困るからそろそろ刀を処分して』と家族に言われ、終活で買戻しをお願いに来ました」と3年前の第6回千葉刀剣市で購入した脇指を手放しに来たご老人。「毎日のように見ては手入れをおこない元気をもらっていた。手放しても好きな刀を見に来たいので引き続き案内を送ってください」ととても名残り惜しそうでした。
子供から高齢者まで、より広い世代の愛刀家が日本刀を家族と一緒に楽しめる時が来ることを切に願います。
野田会 刀剣市場 令和3年2月11日

野田会(刀剣市場)の筑波大会が全国刀剣商業協同組合の機関誌「刀剣界 第57号」令和3年1月15日発行に掲載されました。野田会の筑波大会は2017年より毎年の4回目。昨年中止となった大刀剣市2020の開催日にあたる11月3日におこないました。記事に書かれているとおり、毎年最高出来高を更新して活発な取引がおこなわれています。
また今月3日の野田会は、会社設立11年間での平会最高出来高を達成しました。交通の便がよくありませんが狭い会場は毎回満席、全員参加型のアットホームな市場を心掛けています。ベテランに加えて若手刀剣商も多く、将来の刀剣業界を活性化してくれるだろうと期待しています。
第16回野田刀剣市と第7回京橋刀剣市 令和3年2月8日
「大宮会」刀剣市場開場 令和3年1月10日

新年1月9日より毎月9日、新しい刀剣市場「大宮会」がスタートしました。
会主は刀剣市場で積極的に活動している新堀徹さんと旗谷大輔さん。場所は埼玉県さいたま市大宮区。新幹線と在来線が乗り入れて、東京と東日本を結ぶ鉄道交通拠点の大宮駅より徒歩1分。会場は駅東口を出て賑わう通りに面したオフィスビルの6階。広さ80㎡程ある好立地です。
緊急事態宣言が発出され外出自粛が唱えられるなか、当日会場には60名を超える大勢の刀剣商が集まりました。もしコロナ禍でなかったなら入場できない来場者が出たと思えるほどの賑わいぶりでした。来場者は東京近郊を中心に遠方からの出席もあり会主新堀徹さんと旗谷大輔さんの広い親交振りが窺えます。
コロナ禍で消沈しがちな中、新たな市場を開場して刀剣売買の活性化をはかり行動するお二人のご活躍に期待しています。
謹賀新年 令和3年1月3日

明けましておめでとうございます
毎年富士山を拝みながら望む初日の出ですが、今年は自宅近所の土手から望む初日の出となりました。快晴が続いた正月三が日に、希望と明るい2021年を予感します。早くこれまでの日常に戻ってもらいたいと切に願いつつ、今年もスタッフ一同精一杯がんばりますので、みなさまご愛顧の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。 松本義行