商品 No. KA-0594 | |
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銘 |
表: 大崎靖宗作 裏: 昭和五十七年天長節佳日 祝英幸誕生 警視長橋本政次贈之 |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 身幅広く 腰反りの気高い姿 |
国 | 東京 |
時代 | 昭和(1982年) |
刃長 |
2尺 4寸 4分 2厘 74 cm |
反り |
6分 3厘 1.9 cm |
元幅 |
1寸 1分 0厘 3.3 cm |
先幅 |
7分 9厘 2.4 cm |
棟重 |
1分 8厘 0.6 cm |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和58年07月14日 |
鍛 | 小板目 |
刃文 | なだらかに焼頭が揃う丁子乱れ、足入り沸付く |
帽子 | 直調僅かに乱れて小丸に返る |
茎 | 生ぶ、切鑢 浅い栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金着せ総鑢二重鎺 |
価格 | 500,000円 購入 |
大崎靖宗は本名大崎繁春。東京九段の日本刀鍛錬会出身(靖国刀匠)。大正四年(1920)山形県出身、平成九年(1997)77歳没。昭和十二年(1937)日本刀鍛錬会入会。昭和十八年(1943)召集入隊して退会。梶山靖徳や島崎靖興の先手を務め、梶山靖徳刀代作約15振、島崎靖興刀代作約209振を数える。昭和四十六年(1971)島崎靖興、八鍬靖武より刀匠銘靖宗を受名し、51歳時に作刀再開。平成四年(1992)東京墨田区の登録無形文化財に認定される。新作名刀展・新作刀展覧会での受賞多数。本作は靖宗刀匠62歳、円熟期の一振。警視長(警察官の階級で上から3番目。警視監の下、警視正の上)であった注文主の階級が入念作の証となろう。 ※日本刀鍛錬会は昭和八年(1933)陸軍省の外郭団体として、靖国神社境内に設置され陸軍将校用の刀を鍛刀した財団法人。81百振を作刀し終戦により解散した。勤務する刀匠は、いずれも「靖」の字を与えられ「靖国刀匠」と称される。 |