寸法
: 頭: 3.39cm 縁: 3.75cm 腰: 1.34 cm
説明
: 猿曳(さるまわし)は、猿を飼いならして猿使いの口上や太鼓の音に合わせて猿が踊りや寸劇などを見せる大道芸のひとつ。その歴史は古く、鎌倉時代の「吾妻鏡」に猿を舞わせた記述がある。江戸時代には各地に猿曳集団があり、厩のお祓い、新春の祝福芸から季節を問わない大道芸となった。作者の常直は京都金工第一の名工と謳われる一宮長常の門人。摂津国高槻の出身で京都住。蟠龍軒貞中の前名(同人)。江戸中期(天明1785)頃没。長常の代作をおこなった程の巧者。保存刀装具。