商品 No. WA-0696 | |
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銘 |
表: 大和守吉道(二代) 裏: -- |
姿 | 鎬造り庵棟、中切先 磨上ながら身幅重ね尋常 反りを抑えて洗練された姿 |
国 | 摂津国 |
時代 | 江戸時代前期(延宝頃) |
刃長 |
1尺 7寸 7分 9厘 53.9 cm |
反り |
3分 0厘 0.9 cm |
元幅 |
9分 7厘 2.9 cm |
先幅 |
7分 0厘 2.1 cm |
棟重 |
2分 1厘 0.6 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和2年8月28日 |
都道府県 | 東京都 |
交付日 | 昭和33年01月09日 |
鍛 | 小杢目詰んで細かな地沸付く |
刃文 | 焼高く匂出来の拳丁子風乱れ刃、逆掛かる刃、矢筈刃を見る |
帽子 | 直ぐやや湾れて小丸尖り気味に返る |
茎 | 磨上(2寸2分 6.6㎝)勝手下がり鑢 |
目くぎ孔 | 3 |
鎺 | 素銅地金着せ岩石鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 黒石目地塗鞘脇指拵 |
拵全長 |
2尺 5寸 9分 1厘 78.5 cm |
柄全長 |
6寸 3分 7厘 19.3 cm |
鐔 | 雁繋地透 |
目貫 | 表鶴、裏布袋 |
縁頭 | 雲龍図、鉄地 高彫 |
小柄 | 雲龍図、鉄地 高鋤彫 金色絵 |
その他 | 白鮫皮着せ黒糸摘み巻柄 |
価格 | 350,000円 購入 |
大和守吉道は、初代銘細く、二代は太鏨(ふとたがね)に切る特徴から本作は二代。系譜は、「京初代丹波守吉道(元和1615-1624頃)-大阪丹波初代(京初代吉道二男・承応1652-1655頃)-大和守初代(大阪丹波初代吉道二男、二代吉道弟・寛文1661-1673頃)-大和守二代(大和守初代長男・延宝1673-1681頃)」。大和守吉道二代は播州姫路で鍛刀したので「姫路大和」と呼ばれる。作風は、初代に似た丁子刃を焼き刃文が逆がかるものがある。本作は、操作性を高めるべく2寸2分(6.6㎝)磨上ながら引き締まった姿。鍛えはよく詰んだ小杢目に細かな地沸が付く。刃文は焼高く華やかな拳丁子刃文。大和守吉道の特徴がよく表れている優作。黒石目地塗鞘脇指拵が付されている。 |