商品 No. TSU-2975 | |
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画題 | 菊花図 |
銘 | 早乙女家次 |
材質・形 | 鉄地 竪丸形 鋤出彫 象嵌 鋤残耳 |
国 | 常陸国下妻 |
時代 | 江戸時代初期(寛永頃) |
箱 | 落し桐箱 |
縦 | 6.7 cm |
横 | 6.4 cm |
切羽台厚さ | 0.5 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 令和02年06月19日 |
価格 | 80,000円 購入 |
早乙女家は下野国早乙女村の出身で、初祖の早乙女信康は明珍信家に学んだ甲冑師。のち信家の娘婿となって甲州の武田家に仕え、武田家衰退後は相州小田原に移り、更に後代は常陸国の豪族佐竹家の招きで、常陸国に移住したといわれる。その子孫は常陸国下妻や常陸国の要所で甲冑の製作および鐔の製作に従事した。江戸時代になると徳川幕府の御三家水戸藩の初代藩主(家康の十一男)徳川頼房に仕え、以降代々扶持米を賜り水戸城下に居住して、同族の小田原系や下妻系などと連携を取り繁栄を続けた。本作家次は常陸国真壁郡下妻に住した寛永頃の早乙女系甲冑師鐔工。子に家春がおり後代まで同地で栄えた。本作は甲冑師系の重厚感ある鉄鐔。2020年保存刀装具審査合格。 |