商品 No. TSU-2851 | |
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画題 | 網目図 |
銘 | 無銘(庄内) |
材質・形 | 鉄地 竪丸形 鋤下彫 象嵌 鋤残耳 |
国 | 出羽国庄内 |
時代 | 江戸時代後期 |
箱 | 落し桐箱 |
縦 | 7.5 cm |
横 | 7.0 cm |
切羽台厚さ | 0.4 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 令和05年07月14日 |
価格 | 100,000円 購入 |
網目紋は結ばれて離れないことをあらわす吉祥紋。また一網打尽で一度に全てを捉えることから勝利を意味し武将に好まれた。本作は「庄内」と極められた真鍮平象嵌の網目図鐔。出羽国庄内は現在の山形県鶴岡市を拠点とした地域。酒井家十四万石が藩主の庄内藩城下町で、古くは羽黒山僧侶の作と伝わる数珠鐔、江戸時代後期には奈良風を庄内に広めた珍久やその弟子で後に娘を嫁にした安親(初代)、鷲田光仲や桂野赤文などを始め著名な金工が出現した。作風は進取の気性が窺われ、本作も鉄平地を鋤下彫して立体感のあるめずらしい肉置きをあらわしている。保存鑑定書付。 |