商品 No. FM-0020 | |
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画題 | 蘭散図 |
銘 | 赤城軒 泰山元孚(花押) |
小柄 |
鉄磨地 鋤下彫 高彫 象嵌色絵 長さ9.76cm 幅1.46cm |
笄 |
鉄磨地 鋤下彫 高彫 象嵌色絵 長さ 21.3cm 幅1.26cm |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 江戸時代後期 |
箱 | 特製落し桐箱 |
鑑定書 | 特別保存刀装具 |
交付日 | 令和03年01月15日 |
価格 | 400,000円 購入 |
蘭は文人好みの画題で、梅・竹・菊とともに美しさと気品の高さから高潔な君子に見立てられた四君子のひとつである。特に姿を見せずとも香りを漂わせることから、世に隠れた高節の士の比喩といわれる。本作銘「赤城軒 泰山元孚(花押)」は上工と評され、江戸時代後期の水戸金工で、四代までありいずれも赤城軒の号を用いた。初代は元教の実子で江戸に出て奈良派などに学び、赤城軒一派を興す。本作は銘振りより元治二年(1865)没の三代元孚と思われる。鉄地に蘭を散らした上品な小柄笄二所。 |