説明
: 永茂は田代久右衛門。近江守継平門。仙台国包の本郷系と並ぶ一門の田代系で、永重家四代の養子となり同家五代を継ぐ。初銘「清俊」。藩命により宝暦年間(1751-1764)に祖父の永重の名を継ぎ、摂津守受領。さらに後年「永茂」と改めた。宝暦年間から文化年間にかけて活躍した伊達家お抱工。号は見龍子。本作は、文化元年(1804)見龍子永茂の円熟期作。裏銘の「于」は「~於いて」、「余作」は「自分が作った」という意味から、「文化元年に於て自分が作った(花押)」と敢えて刻した入念作であろう。令和8年(2026)特別保存刀剣審査合格。黒蝋色塗打刀拵が付されている。