寸法
: 左縦: 1.4cm 右縦: 1.4cm
左横: 6.8cm 右横: 6.9cm
説明
: 本作は、無銘ながら後藤程乗と極められた、金無垢地に布袋と唐子たちを容彫とした布袋唐子図目貫。程乗は寛永十三年(1636)後藤宗家九代目を相続し、理兵衛を襲名。幕府の命令で京都と江戸を往復した。ふくよかな布袋が舟形の器にゆったりと身を預け、その周囲で唐子たちが戯れる様子を表す。布袋の柔和な笑顔と豊かな腹部、唐子たちの生き生きとした表情や仕草を丁寧な鏨使いで巧みに描く。丸みを帯びた人物の造形、豊かな肉置きと細部まで行き届いた彫技には、後藤家の格調と堅実な鏨運びが感じられる。金無垢地を生かした大振りで厚みのある陰陽根目貫(総重量26g)。平成8年(1996)特別保存刀装具審査合格。