商品 No. WA-0733 | |
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銘 |
表: 荘司弥門直勝 裏: 明治四年八月日 |
姿 | 平造り庵棟、身幅広く棒反り形の特殊な姿 |
国 | 武蔵国 |
時代 | 明治初期(1872年) |
刃長 |
1尺 8寸 8分 1厘 57 cm |
反り |
3厘 0.1 cm |
元幅 |
1寸 0分 6厘 3.2 cm |
棟重 |
2分 3厘 0.7 cm |
鑑定書 | 保存刀剣 |
交付日 | 令和06年05月31日 |
都道府県 | 栃木県 |
交付日 | 平成14年09月26日 |
鍛 | 小板目潤い飛焼映り掛かる |
刃文 | 匂い出来の逆掛かる揃角互の目に片落互の目、足・葉が入る |
帽子 | 乱れて尖り気味少し返る |
茎 | 生ぶ、化粧付筋違鑢 栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地腰祐乗鑢鎺 |
価格 | 売却済 |
庄司弥門直勝は次郎太郎直勝の子。天保六年(1835)生。初銘「直好」、文久二年(1862)に「直勝」に改める。明治十七年(1884)50歳没。作風は備前伝の逆掛かった丁子乱れを得意とし、山城伝の小沸本位直刃もみる。本作は和装から洋装に移り行く明治四年(1872)弥門直勝37歳の作刀。時代の求めに応じてサーベル形の洋剣拵に納まる儀礼用の佩刀であろう。身幅広い平造りで無反りに近い特殊な姿。小板目肌に飛焼映りが表裏広範にあらわれ、刃文は匂い出来の逆掛かる角互の目、片落ち互の目に足・葉が入る。異彩を放つ一振。2024年保存刀剣審査合格。 |