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商品 No. WA-0699
表: 川部儀八郎藤原正日出造之
裏: [文]化[ ]年三月廿一日 以[ ]至水淬刃
姿 平造り庵棟、重ね厚く鎧通しの姿
出羽・武蔵国
時代 江戸時代後期
寸法
刃長
1尺 0寸 6分 6厘
32.3 cm
元幅
9分 5厘
2.9 cm
棟重
3分 3厘
1 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 特別保存刀剣
交付日 令和05年05月31日
登録証
都道府県 東京都
交付日 令和04年01月11日
詳細情報
小板目流れごころにやや肌立ち地沸付く
刃文 匂深の直刃帯状を呈す
帽子 直ぐに小丸、虎の尾返り
生ぶ、化粧付き筋違鑢 先細る栗尻
目くぎ孔 1
素銅鎺
価格   売却済  
 
説明
水心子正秀は、寛政三年(1750)出羽国山形近くの赤湯生まれ。初め仙台の四代国包に学んだといわれ、22歳で刀鍛冶として独立。安政三年(1774)藩主秋元家に抱えられて、川部儀八郎正秀と改名し、水心子と号す。のち江戸に出て相州伝、備前伝を深く研究して名を挙げる。復古鍛錬法を提唱して鍛刀技術の革新に尽力した新々刀の生みの親ともいわれる名匠。大慶直胤、細川正義、角元興などを始め、百余名にもおよぶ門人を養成した。「刀剣武用論」「剣工秘伝志」「刀剣弁疑」を著すなど学識にも秀でた。文政八年(1825)76歳没。本作は、茎の部分的朽込みにより銘が一部読めぬが、「川部儀八郎藤原正日出造」の銘より文化年間の四年(1804~1807)迄の水心子正秀54~57歳頃の作と鑑せられる。淬刃(さいじん・刀に焼を入れる事)の銘文は特別な水を用いて焼入をした意味であろう。重ね鎧通しのごとく厚く特別な造込みで、詰んだ地鉄に帯状を呈した直刃。重厚で品格がある。2023年特別保存刀剣合格。
WA-0699
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