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商品 No. TSU-2921
画題 八方擬宝珠図
一柳斎正光製
材質・形 鉄地 撫八ツ木瓜形 鋤出彫 鋤残土手耳
陸奥国会津
時代 江戸時代後期
特製落し桐箱
寸法
8.6 cm
8.2 cm
切羽台厚さ 0.5 cm
日本美術刀剣保存協会鑑定書
鑑定書 特別保存刀装具
交付日 令和03年04月02日
価格   250,000円   購入
 
説明
擬宝珠(ぎぼし)は伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、手すり、欄干の柱の上に設けられている飾り。作者の林正光は正阿弥派。林光長の子で、政光同人。会陽正阿弥一柳斎正光製、一柳斎正光(花押)、正阿弥正光、正光(花押)と銘し安政六己未(1859)年紀を添えたものがある。作風は江戸石黒風の作品が見受けられ、石黒政常に学んだものと考えられている。江戸末期の会津を代表する名工。また観世流の謡や大倉流の小鼓も上手で、藩士の子弟に教えていたことは有名。当時は教養のある金工師として尊敬されていたという。明治十四年(1881)67歳没。本作は、擬宝珠を精錬鉄で八連廻らす特別な意匠。会津の名工正光の技量があらわれている。特別保存刀装具。
TSU-2921
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