商品 No. TSU-2870 | |
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画題 | 節分図 |
銘 | 無銘(東龍斎派) |
材質・形 | 鉄阿弥陀文地 竪丸形 高彫 象嵌色絵 打返耳 |
国 | 武蔵国江戸 |
時代 | 江戸時代後期 |
箱 | 特製落し桐箱 |
縦 | 8.6 cm |
横 | 8.2 cm |
切羽台厚さ | 0.3 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 令和04年04月01日 |
価格 | 110,000円 購入 |
東龍斎派と極められた節分図鐔。季節の分かれ目、特に春の節分には、邪気が家に入りやすいと考えられ、1年間の平穏と無事を祈り、節分には柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)が魔除けとして玄関などに飾られた。鰯の頭は臭いがきつく、柊の葉っぱには尖った棘があり、魔である鬼は柊と鰯で家の中に入ってこられないとされた。東龍斎派は河野春明/春明法眼の門から出た名工田中清寿が築き寿良をはじめ多くの子弟を養成した。精緻な彫り、奇抜な意匠、洒脱な作風の一派。本作は鉄阿弥陀文地を竪丸形にして打返し、鬼の面に柊と鰯を象嵌色絵で据える。独特な意匠性ある東龍斎派の鐔。 |