| 商品 No. TSU-2036 | |
|---|---|
| 画題 | 菱透鉢木柳樹風葉図(城南宮) |
| 銘 | 無銘(京正阿弥) |
| 材質・形 | 四分一石目地 鋤出彫地透 色絵 鋤残耳 |
| 国 | 山城国京都 |
| 時代 | 江戸時代後期 |
| 箱 | 特製落し桐箱 |
| 縦 | 8.1 cm |
| 横 | 8.0 cm |
| 切羽台厚さ | 0.5 cm |
| 鑑定書 | 保存刀装具 |
| 交付日 | 令和元年05月28日 |
| 価格 | 200,000円 購入 |
| 本作は、「梅香を桜の花に匂わせて柳の枝に咲かせてしがな」(うめがかをさくらのはなににおわせてやなぎのえだにさかせたい)という後拾遺和歌集(ごしゅういわかしゅう・1086)にある中原致時(なかはらのむねとき)の和歌を題材にした鐔であろう。梅の香り、桜の花、柳の枝、それぞれの美しさが一体となった至高の花を夢想しながら、それぞれの持ち味の一番よい点だけを、一ところに集めたいという願いが込められている。平安遷都で京都の南に創建された城南宮の春の景色を詠んだという。本鐔は鑑定書に四分一石目地と記載されているが赤銅石目地と思われる。大振りで京正阿弥と極められた雅な鐔。 |










