商品 No. TAN-0318 | |
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銘 |
表: 出羽大掾藤原国路 裏: -- |
姿 | 鵜の首造り三ツ棟 |
国 | 山城国京都 |
時代 | 江戸時代初期(寛永頃) |
刃長 |
9寸 9分 7厘 30.2 cm |
反り |
2分 6厘 0.8 cm |
元幅 |
1寸 0分 0厘 3 cm |
棟重 |
2分 6厘 0.8 cm |
鑑定書 | 特別保存刀剣 |
交付日 | 令和5年6月審査合格 |
都道府県 | 静岡県 |
交付日 | 昭和34年09月22日 |
鍛 | 板目詰んで地沸付く、ざんぐり肌 |
刃文 | 湾れ調に小互の目乱れ冴え、砂流し金筋入る |
彫刻 | 表火炎不動、裏梵字(不動明王) |
帽子 | たるんで尖り気味の小丸上り、棟焼を見る |
茎 | 生ぶ、筋違鑢 先細る栗尻 |
目くぎ孔 | 1 |
鎺 | 素銅地金着せ干網図鎺 |
外装 | 拵付 |
拵 | 茶塗海老鞘腰刀拵(2024年5月特別保存審査合格) |
拵全長 |
1尺 5寸 5分 1厘 47.0 cm |
柄全長 |
3寸 9分 6厘 12.0 cm |
鐔 | 銀地唐草毛彫 |
目貫 | 海老図、素銅地金鍍金 |
縁頭 | 銀地唐草毛彫 |
小柄 | 銀地唐草毛彫 |
笄 | 銀地唐草毛彫 |
その他 | 総金具銀地唐草毛彫 |
価格 | 2,000,000円 購入 |
出羽大掾国路は天正四年(1576)生まれ、生国や系統は不明ながら初め伊賀守金道門で後に堀川国広門人になるという。慶長二十年(1615)に出羽大掾を受領。明暦三年(1657)年紀作(82歳)がある長寿で師の国広より作域が広い。国広門下を代表する刀工のひとりで伊賀守金道家と親交を保ちながら京都で盛況を極めたという。本作は自身彫りと思われる見事な火炎不動(裏不動明王梵字)の刀身彫が施された出羽大掾国路の傑作。2024年5月刀装審査(茶塗海老鞘腰刀拵)および2024年6月刀剣審査で特別保存合格(内外特保)。 |