商品 No. FU-2937 | |
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画題 | 三引紋図 |
銘 | 寛政八辰 美久作 |
材質 | 赤銅魚子地 金象嵌 |
国 | 常陸国水戸 |
時代 | 江戸時代後期 |
箱 | 桐箱 |
頭 | 3.2 cm |
縁 | 3.7 cm |
腰 | 1.2 cm |
鑑定書 | 保存刀装具 |
交付日 | 令和6年8月審査合格 |
価格 | 予約済 |
引両紋とは、太い横線を1~3本引いた紋所。古代中国の易で竜が横の一線で表されていたことにより「両」は「竜」を表す。成り立ちには諸説あるが、中国の易経を起源とする説が有力。新田氏の一つ引き、足利氏の二つ引き、三浦氏の三つ引きが有名でその子孫に多く使われたため武家に多い家紋。作者の美久は玉川氏。明治まで六代続いた水戸金工家。初代は矢田部通寿に師事。水戸藩の抱工となり水戸藩江戸小石川藩邸に住む。寛政八年(1796)十一月没から、本作は没年紀が刻されており初代美久の最晩年作。2024年8月審査で保存合格。 |