寸法
: 縦: 6.4cm 横: 4.9cm 切羽台厚さ: 0.4cm
説明
: 与四郎鐔は平安城象嵌鐔より発達し、鉄地に唐草文様などを彫り込み、平象嵌の技法で真鍮象嵌を施した鐔。その代表的人物が与四郎であることから、同様の作風を示す鐔を与四郎鐔と総称している。 与四郎は本名を小池与四郎といい、和泉守を受領し、豊臣秀吉から天下一の称号を賜ったと伝えられる慶長頃の名人。後に京都から加賀金沢に移り、加賀象嵌の発展に寄与したとも伝えられている。 本作は、小振りな喰出形の鉄地に桐紋と唐草文様を真鍮平象嵌で表した鐔。黒い鉄地に真鍮象嵌が美しく映え、流麗な唐草文様が鐔の輪郭を飾る、優美で趣のある作。令和8年(2026)5月の日本美術刀剣保存協会刀装具審査において、与四郎に極められ、保存刀装具審査合格。