説明
: 本作、仙台住白龍子藤原永繁は江戸前期から続く仙台田代永重家の掉尾を飾る幕末刀工。田代永重系十一代の田代太郎太。天保四年生まれ大正十年没(1833-1922)。十代長俊の子で白龍子と号する。田代永重初代は本国美濃で清宣門の田代久右衛門長俊で慶長頃仙台に移り以降明治に至る十一代まで続いた。本作は、鍛え地沸付く精美な小板目、刃文は変化に富んだ互の目乱れ。姿は身幅反り重ね尋常な生茎の優美な姿。茎はやや朽込があり惜しまれるが端正な仕立の鑢目が健在。2026年保存刀剣審査合格。黒石目地腰刻塗鞘打刀拵が付されている。