説明
: 本作「氏房」は銘振り作風より若狭守氏房。若狭守氏房は、関善斎兼房の三男として天文三年(1534)濃州岐阜生れ、程なく関に移り、永禄十三年(1570)兼房から氏房に改め、若狭守を受領。織田信長に抱えられた。織田家抱工として、関、岐阜、安土、清洲にて鍛刀する。天正十八年(1590)57歳没。本作は、元来2尺4寸を超え、操作性を高めるべく1寸2分強(3.8㎝)程磨上られながら豪壮感ある刀。大振りに刻された「氏房」二字銘の若狭守氏房。相応しい焦げ茶棕梠塗込め鞘打刀拵が付されている。2026年3月特別保存刀剣審査合格。