寸法
: 縦: 7.5cm 横: 7.2cm 切羽台厚さ: 0.5cm
説明
: 鬼塚九郎源勝国は銘鑑未収録の刀工。本作は安政七年(1860)正月元旦、勝国二十九歳の時に水戸八幡宮神前で魂を込めて鍛えた豪壮なる一振。水戸藩士としての鬼塚姓は確認できず、安政四年に八幡宮隣接地へ設けられた白旗山下武器製造所に他国から招聘された刀工だった可能性が高い。そして本作の尖り刃を連ねる刃文と勝国銘から加州陀羅尼勝国との関連が強く想起され、幕末の水戸刀工史の貴重な作と思料する。水戸金工による金具と思われる金虫食塗鞘半太刀拵が付されている。2024年特別保存刀剣審査合格。