寸法
: 縦: 7.2cm 横: 6.6cm 切羽台厚さ: 0.4cm
説明
: 本作は「会津の美5武器・武具編」所載鐔。会津藩高禄武士からの注文作と思われる名鐔。以下「会津の美」記載説明:「赤銅地に、表は亭々たる老松と眼光鋭く獲物を狙う猛禽とを高彫金銀色絵にし、裏には金色絵の小鳥二羽を騒がせた図で、政勝の作品中でも簡素な図柄であるといえる。大空に向かって描写したとも考えられ、鐔面に広い空間を残しているところに同工の巧みさをより一層感じさせる。猛禽の樹幹を掴んでいる骨ばった脚や目と嘴の凄さにも政勝の技倆がうかがわれる作品である」 この皆川政勝は江戸に出て花鳥の図をお家芸とする石黒政常の門に入り、やがて師の一字を受けて帰郷し、優品を数多く製したが、この鐔は文政-天保頃の作品であろう。東壽齊を号とした。