寸法
: 縦: 8.6cm 横: 8.3cm 切羽台厚さ: 0.5cm
説明
: 桔梗紋(ききょうもん)は桔梗の花を図案化した日本の家紋の一つ。土岐氏とその関係の一族や清和源氏流の氏族、加藤氏、脇坂氏などが用いた。本作玉川美英は玉川美久(三代)の若銘。石黒派に学び水戸藩の御用彫物師を勤める。天保十年(1839)江戸深川で没。水戸の定善寺に葬る。本作銘は銘より、藩命を受けて、「為光徳」光徳なる者の注文作を、「常永鍛」侍鍛冶で大坂町奉行彦坂紹芳の側用人児玉常永が鍛えた精錬鉄を用い、玉川美英(天保六年美久改称前)が制作した極上鐔と推察する。2024年特別保存刀装具審査合格。